吸血姫美夕 第21話 「神魔の旗」
3人の神魔の兄弟が棺桶を引っ張りながら村にやってきました。
村人達はその異様な光景を見て、三兄弟の神魔に棺桶について尋ねると、
「お前たちの墓さ・・・」・・・と言って、突然村人に襲い掛かっていました。
通り魔みたいに罪の無い人を殺すなんて酷い!いったい何が目的なの!?
そんな村に美夕がやって来るのですけど、どうやらこの村は異空間にある村みたいです。
美夕の変わった格好を見て村人達は、神魔の仲間だと勘違いして捕まえてしまいました。
見た目は普通の女の子なのになぜ!?まぁ美夕本人は別に問題無いようですがね。
・・・で、連れて行かれた監禁小屋には冷羽もいた!?久しぶりだ(^ω^)
外見からすれば、美夕よりも冷羽の方が神魔だと思ってしまうよw
美夕たちは村長によって助けられるわけですけど、
どうやら村長は美夕の事をよく知っているみたい。
「何が起こっているの?ここで・・・。」
「私のせいなのです。」
話によると、里を神魔たちの嫁に差し出そうとしていたんですね。
もちろん大切な娘を嫁になんか出したくないので村長は断ります。
でも嫁を差し出さないと神魔が襲ってくるので困ってしまいます。
何で神魔が人間の嫁を必要とするの!?って思ってしまいましたよ。
「私は守護神魔の末裔たる者なのです。」
ここで村長から重要なセリフが語られました。
代々、監視者に仕えて守る役目を背負っているらしい。
この時に冷羽が驚く表情を見せていました。
冷羽にとっても何か関係がありそうです。
「娘さんを渡してはいけない。それこそ、はぐれ神魔を付け上がらせるだけ。」
美夕が村長に言いましたが、里は別にかまわないと言ってました。
守護する役目を全うするつもりなのですね。可哀相ですよ(>ω<)
そんな里に珍しく冷羽が熱く語っていました!
「いけません。昔の務めがどうあれ、今のあなたは人間として生きなければ
ならないのですよ。家に縛られ、務めを果たすなんて愚かな事。私達にお任せを。」
やっぱり冷羽は何かを薄々感じている!?
美夕は冷羽の様子がおかしい事に気づいていました。
今回の冷羽は人間に肩入れしようとしてますからね。
冷羽のお父さんが美夕に殺されたような事を話してました。
急に核心に踏み込んだストーリー展開になってますー。
「恩は忘れてない。私があの人達を守る。」
「いいえ、私がいたします。」
美夕と冷羽は神魔狩り競争をするつもりなのか!?(・ω・)
いったいこの2人の過去には何があったのでしょう!?
神魔との戦いに挑む美夕と冷羽でしたが、三兄弟の神魔はとても強い!!
末っ子の神魔を倒せたものの、残り2人がなかなか倒せません。
それに村人にも攻撃を加える始末で守備一辺倒になってました。
なんて酷いやつらだ!早く、早く片付けちゃわないと(汗)
美夕と冷羽の強力な合わせ技もガードされてしまいました。
相手は鉄壁の楯となる旗を持っています。全く攻撃が効かない;
さすがに村長さんは諦めて土下座して謝ってました。
でも神魔の兄弟は許せなくて美夕と里を殺そうとしました。
そこまでやるかぁ~(怒) すると・・・
村長さんが前に飛び出してきて身を楯にして守りましたよ!
この時に真っ先に駆け寄ったのは冷羽でした。
彼女には今回の件で色々と思うところがあるんです。
「許さない。」美夕の怒り爆発です。
自分のために身を犠牲にしてくれた村長さんの仇をとらなくては!
美夕自身は、恩を仇で返してしまったと自責の念を抱いてましたがね。
これも村長さんにとっては宿命というわけでしょうか!?悲しいです。
神魔同士の戦いに嫌気が差した村人たちが里を人質にしてしまいます。
でも、里は宿命どおりに美夕を守護するために命を絶ったんです(涙)
今回もかなりの鬱展開だなぁ・・・。
「止めてもムダです。」
それを見ていた冷羽の怒りが爆発してましたよ。
村人を氷付けにして抹殺してしまいました(汗)
今回は冷羽の心の奥底が垣間見れたお話でもありました。
この冷羽の怒りの意味は今後はっきりとわかってきます!