宇宙よりも遠い場所 第13話 「きっとまた旅に出る」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2018/03/28

宇宙よりも遠い場所 第13話 「きっとまた旅に出る」(最終回)

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(C)YORIMOI PARTNERS

キマリ達の南極の旅が終わりを迎える・・・・・・。

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今回で「宇宙よりも遠い場所」の最後の感想になります。
10代の女の子達が南極を旅するというかなり物珍しいテーマを扱ったアニメでした。
それゆえに一般的な日常アニメとは一線を画すような内容になっていたでしょうか。
今の時代は数名のメインヒロインを据えた日常アニメはありふれたジャンルのために、
何か1つでも独特な要素を含めていないと他の作品に埋もれてしまいかねません。
その点ではこの作品はよく南極という題材を見つけて作り上げてくれたと思います。
私にとっては予想した以上にかなり評価の高いアニメ作品になっています♪
そこでこの最終回ではどのような大団円を迎えるのかとても楽しみにして見ました。


「凄ーい!氷山だ♪」
キマリ達の南極での活動が残り3日になったところから始まります。
さすがにここまで南極生活を続けていると、ずいぶん慣れてきている感じがします。
キマリは慣れすぎるあまりに寝坊しちゃうほど緊張感が薄まっていたけどねぇ(笑)
とりあえず今回のキマリ達はアイスオペレーションというものに参加します。
氷山から氷を採取するのですが、どうやら南極で唯一お土産に出来る物というのが
南極の氷だけらしいのでぜひ良い氷を持って帰りたいところでしょうね。

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「これが数万年前の空気の味♪」
キマリ達が採取した氷で作ったカキ氷を美味しそうに食べていました。
数年前に出来た氷ということなので、いったいどんな味なのか気になりますわ。
報瀬だけはカキ氷よりもペンギンの方に興味津々だったようですけどねぇ~。
もう母親の件は心の整理が出来て、後は麻雀などの趣味に没頭するのみかな(笑)
これだけ楽しめていると南極を離れたくない気持ちがあっても不思議ではありません。

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「最後はここにいる人、皆で遊びたいなぁって♪」
キマリ達は南極での最後の思い出作りとしてソフトボール大会を開催してもらいます。
まさか南極でこんな遊びが出来るようなイメージがなかったので意表を突かれました。
そして、報瀬が吟隊長から大きなホームランをかっ飛ばしていたのも驚きです!
麻雀といい、彼女って意外性のある特技を持っているなぁって思いましたよ。
それらの才能はお母さんからの遺伝と思ってもよさそうですね。

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「私はここが大好きです。越冬頑張ってください。必ずまた来ます。ここに。」
髪の毛を短く切った報瀬の姿がインパクトがありましたし、彼女が夏隊の帰還式典で
お別れの挨拶をするところは感動的でした。
これで彼女の心が吹っ切れている感じが伝わってきたので、もう大丈夫そうです。
とりあえず、報瀬がお母さんの件で一区切りつけるためには、キマリ達と一緒に
南極に来る事が最も重要だったというのが分かりました。

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「ありがとうございました。」
キマリ達が帰国する直前に観測隊の人達とお別れをします。
吟隊長達もまたキマリ達のお陰で南極へ行こうとする勇気を貰えたようです。
キマリ達と観測隊員達が双方的に良い影響を受け合ったこともまた、南極での
活動を成功に導けた要因といえるかもね。

今回は挿入歌がオンパレードで流されているので、これで最終回だという雰囲気が
ひしひしと感じられます。
もうこの時点でもかなり感動させられていたので、最後はどういう締め方をするのか
ワクワクしてきていました。

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「オーロラだ・・・・・・!?」
キマリ達が南極からの帰る途中で綺麗なオーロラを眺めるシーンがありました。
これで南極で体験したかった事を全てやり遂げていたので思い残すことはなさそう。
しかも報瀬のお母さんの送信メールがここで届くところも涙モノのタイミングでしたし、
この作品は感動をさせる演出が本当に巧みだなぁっとつくづく思いました。

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「やらなきゃいけないこと、沢山あるもんね。」
「うん。それが終わったら、また旅に出よう。この4人で。」
キマリ達が日本に到着すると、それぞれが自分達の生活へ戻っていきます。
別れ際にまた4人一緒に旅をしようと約束をしていたので、彼女たちがこれから
一生付き合っていく友達になっていきそうですね。
今度は別の場所へ旅するのか、それとももう一度南極へ行くのか分かりませんが、
彼女達ならどんな困難な事があっても協力し合って乗り越えていってくれそうかな。

最後にめぐみが北極に旅立っていたという意外なオチで締めてくれていました。
どうやら、めぐみもようやく自分の力で新たな一歩を踏み出せたみたいです。
こうしてみると、キマリは周囲の皆に良い影響を与えてきたのは確かです。
そういう意味ではやはりこの物語の主人公はキマリということになるのかもしれません。

★総評★
オリジナルアニメとしては驚くほどの完成度を見せつけてくれた作品でした。
ストーリーの内容はもちろん、テンポある展開、伏線の回収、メインキャラの存在感、
そして音楽など、マイナス要素が感じられないほどの素晴らしいものがありました。
サブキャラの絡ませ方もメインキャラの掘り下げを妨げない程度の適度さがあって、
構成のバランス感覚が光っていたなぁっと思います。
最近の美少女アニメではシリアスな展開を嫌う傾向があるだけに、この作品では
そういう部分も避けることなく描いていたし、あまり長い時間ジメジメさせることもなく
すぐに明るい展開へ切り替えていくバランス調整が特に見事でした。


南極への旅という珍しさがありましたが、ここまで感動的な物語として描かれるとは
予想しなかっただけに、視聴前の期待度を大きく上回って大満足しました!
今年早くも名作アニメといえる作品に出会えたような気がします♪(*´ω`*)

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