吸血姫美夕 第15話 「人魚の夢」 - アニメとゲームと恋の楽園
2009/02/23

吸血姫美夕 第15話 「人魚の夢」

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(C)1998平野事務所/美夕製作委員会/テレビ東京

人魚の伝説にまつわる悲しいお話です。
人は誰もが死の宿命からは逃れられない・・・
でも人としての幸せを掴み、生きることは出来る。
苦労があっても、それが生きる上での糧となります。

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彼女に振られたばかりの敏宏は、ふと訪れた水族館で人魚に出会います。
敏宏は人魚のおかげで失恋のショックから立ち直りつつあるようです。
・・・いえ、むしろその人魚に淡い恋心を抱きつつあるのかも。
「愛情を注げば必ず応えてくれる相手がここにいる。」

水族館の館長から人魚のことを誰にも話さないでほしいとお願いされてました。
館長は敏宏にだけ特別に人魚を見せてあげているようです。
人魚も敏宏が来る時だけ嬉しそうにしているみたいです。

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敏宏は、次の日も人魚に会いに来ていました。
「教えてくれ。君はどんな夢を見ているんだ?」
もうかなり人魚にご執心の様子です・・・。
彼にとってこれで良いのか悪いのかは、まだわかりませんけどね。
やがて人魚が敏宏に夢を見せてあげてました。
人魚が自由気ままに泳ぐ南国の海の夢です。
「ここが君の故郷なのか?・・・そうか、帰りたいんだな?」

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敏宏は、さっそく館長に海に帰してあげるように嘆願していました。
あら?結構まともなことを言うんだ!?って思いました。
てっきり人魚と別れるなんて出来ないと思っていたのに・・・。
館長はもう人魚の住む世界はないと言って断ってました。
少し館長の様子が少し変でしたけど、これはラストの結末に関係してます。

そして、今度は美夕に手伝ってくれとお願いしますが・・・
「やめた方がいいと思うな。」
美夕が的確なアドバイスをしてあげてましたけど、
敏宏は全く聞く耳を持ちませんでした。
このことが彼に不幸な結果を招くことになります(´・ω・`)

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一人で人魚を助けようと水槽の中に飛び込みました。
ガラス越しではなく直接人魚と見詰め合う2人。
「待っててくれ。今、出してあげるから。」
でも人魚の願いは別のところにあったんです・・・。
本性を現した人魚が敏宏を食べてしまいました。
今回はスプラッターホラーです~(´・ω・`)

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美夕とラヴァによって神魔を倒すことができました。
でもまだ話は続きます。人魚伝説における有名な話が・・・
「悲しい?大事な糧が無くなって・・・。」
「知っていたのですね。」
「あなたは八百比丘尼(やおびくに)でしょ。」
そう、館長は人魚の肉を食べて不老不死の体を手に入れていたんです。
・・・実際には少しずつ年を取っているみたいですね。
長生きしたいために人魚に餌となる人間を導いてきたようです。
700年もの間に何人が犠牲になったんだろう?(´・ω・`)

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「そうまでして生きのびたいの?もう飽きたんじゃなかったの?」
美夕の言いたいことは、ごもっとも。
「もう私にはわからなくなってきているのです。何のために生きたいのか?
それとも本当は死にたいのか?いくら考えてもわからない。
ただ、その時が来るのが怖いのです。宿命の決まる時が・・・。」

館長は、死の宿命の先を体験することに恐怖を抱いている模様です。

「待ってください!あなたは永遠の夢を見させてくれるんですね?幸せな夢を・・・。
私にその夢を与えてはくれませんか?哀れと思って。」

ここで、美夕が館長を諭します。美夕にしてはセリフが長かったです。
「お断りね。あなたは不死という宿命を選んだ。人間はいつか死ぬ宿命を負っている。
だから苦しんだり、悲しんだりしている。でも、人間としての幸せを掴むことも出来る。
命だけは失わずに、幸せだけを欲しがるなんて勝手過ぎない?あと100年であなたは死ぬ。
その間に人間の苦しみがどんなものなのか味わってごらんなさい。それがあなたの宿命。」

「宿命」という言葉には美夕は思うところがありますからね。

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今回はバトルというよりも、宿命(さだめ)に関する苦しみについて描かれていました。
美夕も館長と同じような立場で生きていますが、どう思っているんでしょう。
美夕のセリフからは自分は人間じゃないので諦めてるといった感じでしたが・・・

最後に敏宏に関するオチが描かれてました。(そういえば、放置されたままだった・・・)
それは、敏宏の別れた彼女がよりを戻したくて敏宏の帰りを待っていたんです。
もちろん人魚の犠牲になった敏宏は帰ってきません。それが彼の選んだ宿命だから・・・。
彼女にとっては悲しいですが、一度敏宏を振ったことも彼女の選んだ道です。
その選択によって人は幸せだったり、不幸だったりするんでしょうね。
でも、新たな幸せを求めていくことで人は生きていけるのかもしれません。

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