地獄少女 宵伽 第06話 「あやおり」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2017/09/08

地獄少女 宵伽 第06話 「あやおり」(最終回)

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(C)地獄少女プロジェクト/宵伽製作委員会

新たな地獄少女が誕生する!

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今回で「地獄少女 宵伽」の本編は完結となっています。
過去の旧作シリーズはそれぞれ全26話の2クールで描かれていましたけれど、
この第4期は1クールにも満たない全6話で完結するのが大きな違いかな。
昔と違って最近のアニメは5分アニメや15分アニメも多く登場していますので、
この地獄少女のように30分アニメでも短編的な形で制作される作品なんかも
これからは登場してくるのかもしれませんね?


「ふざけないで。地獄少女になるなんて嫌!絶対に嫌!」
閻魔あいがミチルに地獄少女になってもらおうとして話しかけていましたけど、
ミチルはその場ですぐにお断りするところから始まります。
ミチルからすれば善人をも地獄に流す地獄少女の仕事が嫌なのでしょうね。
あと、閻魔あい達の元締めの人面蜘蛛が姿を見せていましたが、この4期では
目立った動きを見せずに監視役に徹しているといった感じです。
とにかく今回で最終回なのでどのような結末で描かれるのか楽しみでした。

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「結婚しよう。唯。・・・・・・どうした?嫌なのか?」
「ううん。嬉しい。凄く。」
今回は藍原唯吉岡哲哉というカップルに焦点を当てたお話も描かれています。
婚約指輪を渡してプロポーズするシーンもあったので仲の良いカップルです。
しかし、唯のお父さんが意識不明のまま入院生活を送っているというところに、
唯に何かしらの影を落としている感じでした。

あと、哲哉の胸元に地獄流しをしてもらった証のアザがあるのがポイントかな。
彼は過去に恨みを持っていた誰かを地獄に流してもらったということになります。
そして、唯もまた地獄通信にアクセスを試みようとしていたので、2人のこの先に
幸せな結婚生活が訪れるのか不安に思えました。

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「私は小暮製菓の社員食堂で働き始めた。あのタトゥーがある人と会うために。」
唯は裁判所で居合わせた哲哉が事件の真相を知っていそうな呟きをしたのが
気になって、彼から話を聞こうとして何年もかけて探し求めていました。
それでようやく彼を見つけた事から今の恋人関係に至っているということらしい。

ただ哲哉からすれば、唯が恋愛感情ではなく真相を聞く目的で接近してきたので、
かなり複雑な気持ちになるのも無理はないでしょうね。
でもまぁキッカケはどうであれ、今の唯は身も心も哲哉を愛するようになってるから、
結果オーライという感じになるのかもしれません。

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「俺達は5人だった。」
哲哉が事件の真相を唯に語ってあげる形で、唯のお父さんが犯人達に暴行を
受けた時の回想シーンが描かれていました。
犯人が哲哉の会社の社長の小暮和臣であることや、もう1人の犯人の鈴木が
すでに死んでいること、そして自首した犯人が小暮の身代わりだったことが
明らかにされていました。

こうなると、唯が真犯人の小暮社長を恨むようになるのは当然でしょうか。

あと、閻魔あいがミチルに嫉妬するきくりを封じ込めていたのが面白いです。
まぁ、きくりとミチルを比較すればどちらが地獄少女の後継者に相応しいのか
一目瞭然ですもんね(笑)
もう閻魔あいからすればこの時点で地獄少女の後継者をミチル1人だけに
絞っていたようにも思えました(^ω^)

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「罪の償いをさせてくれ。その場にいたのに何も出来なかったその償いを・・・・・・。
地獄少女は忘れるんだ。」

「哲哉・・・・・・。」
哲哉は唯にもう1人の犯人の鈴木を地獄に流してもらった事を打ち明けます。
彼にも妹の件で地獄通信にアクセスする大きな理由がありましたね。
これで唯は残る小暮社長だけをターゲットにすればいいわけですが、哲哉は
流してもらう側も地獄に行く事を知っているのでやめさせようとします。
地獄に行くことを知っていながら過ごすのも辛いですから、せめて結婚相手の
唯にはそういう辛い思いをしながら生きてほしくないのでしょう。
ある意味、結婚が2人の苦しみを救うようになってくれればいいのですがね。
とりあえず、哲哉は唯のターゲットとなる犯人の1人を地獄に流しているので、
これだけでも十分に罪滅ぼしになっているような感じがします。

「分かった。良いよ。山童。」
「ありがとうございます。お嬢。お世話になりました。」
山童が閻魔あいにお別れの挨拶をしているところもキーポイントになっています。
彼も今後どう過ごしていくのかを答えを出すことになります。
もちろん、きくり姫と駆け落ちする♪・・・・・・なんてことはありません(苦笑)

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「天に背きし哀れな影よ。人の痛みにまぶたを閉ざし、過ちを犯せし咎の魂。
いっぺん死んでみる?」

今回はついにミチルが新たな地獄少女としてデビューするところに注目です♪
若干閻魔あいとはセリフが変わっているところも、彼女のオリジナルが出ていて
良かったのではないでしょうか。
初めての地獄少女のお仕事としては十分にこなせていたと思います。
山童が手伝ってくれていますし、これなら地獄少女としてやっていけそうですね。

あと、気になったのは閻魔あいが天国について知らなかったことでしょうか。
いつも藁人形を渡す時の説明で「極楽浄土には行けないわ。」と言っているのに、
彼女の言う極楽浄土とは天国とは異なる場所なのかなぁっと不思議に思いました。

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「私と小暮は地獄に落ちる。でも、お父さんは天国に行った。」
「唯!(涙)」
唯がお父さんの生命維持装置を外していたのは驚きだったかもしれません。
もう恨みは晴らしたはずなのに、なぜそのような事をしたのかが謎でした。
あのままお父さんがずっと目覚めないまま生き続けるより、天国に行く方が
幸せとでも考えたのでしょうか?
哲哉さんからすればかなり複雑な気持ちでしょうけど、彼のことだから彼女が
罪を償って出所してくるまで待ってあげるものと思いたいな。
せめて2人には生きている間だけでも幸せな時間を過ごしてほしいと思います。

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最後はED曲とともにエピローグが描かれています。
ミチルはこの後も地獄少女の仕事を続けますが、依頼人を諭して地獄流しを
自重してもらうところなんかは、閻魔あいとは全く異なるところでしょうね。
彼女は地獄に流されるべき人物と流されるべきでない人物を分けるために
地獄少女のお役目を受け入れたのではないかなぁっと思います。
とにかく、閻魔あいよりも情をかけた仕事をしてくれそうな感じがします。

あと、きくりは山童がミチルに付いて行ったので超不機嫌になっていましたね。
まぁ山童だってきくりに奴隷扱いされ続けるよりも、ミチルと共にやり甲斐のある
仕事をやってみたいという気持ちになるでしょうか(苦笑)
きくりはなぜ捨てられたのかを胸に手を当てて反省しないといけないかも?(^ω^)

「良い音・・・・・・。」
閻魔あいは前作で永遠に地獄少女を続ける宿命を背負ってしまったのですが、
さすがに1人で多くの依頼を引き受けるのは大変な時もあるでしょうから、ここで
ミチルという地獄少女の後輩が仕事を分担してくれると助かるでしょうね。
これからは地獄少女のお仕事も少しは楽になるのではないかなぁっと思います。

★総評★
旧作が放送されてから長いブランクがあったにもかかわらず、OPのナレーションや
キャラデザイン、物語の内容など、旧作を上手く踏襲して作られていた感じがします。
OP曲やED曲もいかにも地獄少女シリーズに合ったような曲が使われていましたし、
声優さんもそのままなので、旧作ファンも安心して視聴できたのではないでしょうか。
旧作と別物の作品になることを一番不安に思っていましたので、この第4期を見て
その不安が一掃されたのが一番良かったです。


あと、今作ではスマートフォンで地獄通信にアクセスするシーンが見られましたけど、
こういうところは時代の流れというものを感じさせてくれました。
スマフォのSNSを利用したイジメのエピソードなどは現在に照らし合わせた内容だし、
こういうところも長いブランクがあってこそ作られた甲斐があったような気がします。
今後もリアルな世界では新たな通信手段が発明されたり、進化していくはずなので、
その度に地獄少女の続編が作られていってもいいのではないかなぁっと思います。

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