大正野球娘。 第01話 「男子がすなるという、あれ」 - アニメとゲームと恋の楽園
2019/01/05

大正野球娘。 第01話 「男子がすなるという、あれ」

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(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会

大正時代の女子学生達が野球部を作って活動する物語

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今回から「大正野球娘。」という美少女野球アニメの感想を書いていきます。
部活系美少女アニメは数多く作られているためにそんなに珍しくはありませんが、
この作品は大正時代という設定にされている点に独特なものがあります。
野球という題材も昔からよくあるものですが、それを大正時代の女学生達が
野球チームを作るという設定にする事で珍しさを際立たせているでしょうか。


OP曲は、ヒロイン役の声優さん達が歌う「浪漫ちっくストライク。」です。

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物語は主人公の鈴川小梅「東京節」を歌いながら登場する形で始まります。
どうやら大正時代にはこの歌が流行曲として親しまれていたみたいです。
とりあえず小梅が大正時代の東京の街を紹介するかのように歌っていたので、
視聴者にとってはこの作品の舞台設定を理解しやすくなっていたと思います。
あと小梅は劇中ではほとんど袴姿で過ごしているので、セーラー服姿なんかは
この冒頭での彼女の夢の中でしか見られない貴重なシーンだった思います。

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小梅は東邦星華高等女学院に通う14歳の女学生です。今でいう中学生ですね。
当時の高等女学校は中高一貫教育のような学校だから、小梅の年齢の場合は
ちょうど真ん中の学年くらいといったところかもしれません。
袴姿で授業を受けていたり、文字を右から読むようになっていたりするところは、
大正時代をよく反映した描写になっている感じがします。
あと小梅は和服じゃなくて流行のセーラー服を着てみたいと思っていましたので、
この辺はオシャレな服を着たい現在の女の子と変わらないかもしれませんね。

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「一緒に野球をしていただきたいの。」
「え?野球?男の子がやっている?」
「そう。男子がすなるという、あれ♪」
小梅は同級生の小笠原晶子に呼び出されて野球をやろうと誘われてしまいます。
用件を聞かなくても承諾しちゃうのは、親友だからこそ信頼しているのでしょうね。
OP曲の映像を見ても、この2人を中心にして描かれていくような感じがしました。

ただ晶子が野球には9人のメンバーが必要という事すら知らないのは問題かも(笑)
わざわざ強い男子校の生徒と試合をしようとするのも変な感じですし。
これが晶子に関係する1つのポイントにもなっていましたわ。
とにもかくにも晶子と小梅の2人だけでは野球が出来ないので、他にも野球に
興味を持ってくれそうな生徒達を集める必要がありました。

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晶子は小梅と共に女子生徒達に声をかけて野球チームに勧誘してみますが、
いずれも良い返事を貰えるどころか、逃げ去られてしまって幸先が悪いです。
まぁこの時代はまだ女の子はお淑やかに振る舞うという教えが一般的だから、
ましてや女の子が野球をやるというのは全く考えられないことなのでしょう。
あと、今の時代ならメールで簡潔に伝えられる事も、この時代は手紙を書いて
渡すということが普通だったのかもしれません。

「野球をするには色々な道具を買い揃えなければいけないのよ。」
級長の宗谷雪が小梅の家を訪れてグローブを見せてあげていました。
彼女は野球の事をよく知っているので頼りになりそうでした。
とにかく高価な野球の道具も用意しなければいけないのも困ったところかな。
それも女性用の小さなグローブなんてまず売っていなさそうですもんね。
時代背景を反映させながら上手く困難な状況を作り出していると思います。

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「わざわざ恥をかくために野球をするのは賛成できません。」
今度は川島乃枝というメガネを掛けた女子生徒が小梅達に話しかけてきます。
彼女は小梅達が強い男子と野球の試合をしようとするところが気になったみたい。
何はともあれ、野球に興味を示してくれるだけでも有り難いところでしょうか。

あと晶子が野球をしようと思った理由を語ってくれていましたが、どうやら彼女の
婚約者が女性の能力を見下しているため、それを見返してやるのが目的
らしい。
そこで婚約者がやっている野球で示そうとするのだから負けず嫌いな性格だ。
それにしてもまだ中学生くらいの年齢なのにもう婚約者がいてるというところが
時代を感じさせてくれます。

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小梅が婚約者の冷たい言葉を思い出して涙を流す晶子を慰めていたから優しい。
こういうところはただの友達とは違った深い友情がある事を感じさせてくれます。
小梅は困っている人を見たら手助けしてあげたくなる性格なのかもね。

「分かりました。その話に乗りましょう。その代わり、私に男子に勝つ方法を
考えさせて。」

「ありがとう。川島さん♪」
最後に乃枝と雪も野球チームに参加する事を申し出てくれたのは良かったです。
それに雪は野球道具も持ってきてくれていたのは助かりますね。
まだ人数は足りませんが、少しずつ野球が出来そうな期待感は出てきていたかな。
これから小梅達がどのような女子野球チームを作っていくのか楽しみでした。

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ED曲は、鈴川小梅役の伊藤かな恵さんが歌う「ユメ・ミル・ココロ」です。

大正時代の女学校を舞台にしているだけあって、「ごきげんよう」と挨拶したり、
当時の女学生の間で流行していた習慣が描写されていたのが印象的でした。
女の子同士のやり取りに上品さがあるところが特に興味を惹かれます。
こういう雰囲気は百合アニメで描かれる事が多いので、最初にこのアニメを
見た時は百合アニメなのかなぁっと思いながら見ていた記憶があります(^ω^)

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