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Wake Up, Girls! 劇場版 「七人のアイドル」

2017年01月27日
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(C)Green Leaves/Wake Up, Girls!製作委員会

自分自身を幸せにするためにアイドルを目指していく女の子達の物語
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アイドルアニメ「Wake Up, Girls!」の劇場版の第1作目の感想を書きます。
私のブログではTV放送版のアニメを中心に感想を書いているので、劇場版とか
TV未放送回などがあってもほとんどピックアップするような事はないのですけど、
この作品はTV版に直接ストーリーが繋がる形で劇場版が作られていましたので、
いずれTV版の感想を書く前に劇場版の感想を先に書いておこうと思います。


物語は仙台市にある小さな芸能事務所「グリーンリーヴス・エンタテインメント」
舞台にして描かれていきます。
その事務所で働く松田耕平という男性のマネージャーが社長の丹下順子から
アイドル候補の女の子をスカウトするように命じられるわけですが、タレントが
全員逃げちゃうような弱小事務所に来てくれる子なんてまずいないかな。
しかも女性アイドルグループを作るつもりだったので無茶振りもいいところだ(苦笑)
1人のアイドル候補を探し出すだけでも大変なのに、複数のアイドルの女性を
集めてくるなんてかなりハードルが高いですよね。
どうやって女の子達を集めてくるのかなぁっと思いながら見始めましたよ。

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アイドル志望の女の子を集めるのに苦労するのかなぁっと思っていたのですが、
雑誌のオーディションの広告を見て応募してくれた女の子や丹下社長が自らが
スカウトしたことで順調に6人の女の子が集められていたので意外でしたわ。
たとえ弱小事務所でもアイドルになれるチャンスがあるのなら応募してみようと
思っている女の子が結構いてるってことなのかな。
アイドルになりたい女の子達の願いをいかにして叶えてあげようとするのかが
社長と松田さんの腕の見せ所なのですけど、所属タレントに逃げられたような
弱小事務所でもあるので不安を感じさせてくれますわ(苦笑)

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松田さんが島田真夢と初めて出会うシーンは運命的なものを感じさせてくれます。
数々のアイドルの女の子を探し続けてきた松田さんが見惚れるくらいだから、
この真夢という女の子はアイドルの素質はかなり高そうな感じですね。
ただ真夢自身はアイドルになるつもりはなさそうなのが残念なところかも。
その理由が彼女には色々とありそうなところを暗示させてくれていましたが、
それが何なのかがポイントになりそうでした。
とりあえず1人くらいはスカウトするのが難しい女の子がいてもおかしくないので、
そこで松田さんがどのようにして彼女を振り向かせるのかに興味がありますわ。

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真夢が人気絶頂の女性アイドルグループ「I-1club」に所属していた事が明らかに。
しかもセンターポジションのトップアイドルだったというのだから驚きかも。
それゆえに松田さんでも彼女の素質をすぐに感じ取れたというのは納得ですわ。
彼女がなぜI-1clubを脱退しちゃったのかはまだ明らかになっていませんけど、
新生アイドルグループの看板キャラが欲しい丹下社長や松田さんからすれば、
真夢ほどうってつけの人材はいないでしょうね。
こうなると他のメンバー達がオマケ的な扱いになりそうなのが可哀想だけどw
とりあえず、この事務所では「処女」であるかどうかも重要らしいですわw
まぁアイドルになれば男性と付き合うのはご法度ということなのかもしれません(^ω^;)

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「夢はでっかく紅白出場!それまでジャンジャンバリバリ稼いでもらうわよ。
じゃあ、Wake Up, Girls!結成を祝って乾杯としましょう♪」

結局は最終オーディションにやって来た女の子達の全員が合格していましたわ。
所属タレントが皆無の状態だから、選り好みしている場合じゃないのでしょうね。
丹下社長の言い方ではアイドル達を金のなる木のようにしか思ってなさそう(苦笑)

「真夢にとってアイドルは傷みたいなものだから・・・・・・。」
あと社長は真夢も加入させたいつもりなのですが、真夢の親友の林田藍里でも
説得できなかったくらいだから、これはかなり厳しい事が予想されました。
やる気満々の6人の女の子達とは対称的に描かれているように見えます。

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「私には他人を幸せにできる力なんか無いって分かったんです。私は身近な人も
自分さえも幸せにできないんです。他人を励ましたり、勇気づけたり・・・そんな事
考えられません。・・・・・・失礼します。」

松田さんが再び真夢の説得を試みますが、彼女は受け入れてくれません。
かつてはトップアイドルにまで上り詰めた彼女がここまで自信喪失するのには
何か大きなトラブルでもあったようにしか思えませんでしたね。
チラッとI-1club時代の回想が流れていましたが、その時に何があったのかが
気になるところでした。
あと母親との関係も冷えている感じだし、複雑な事情が垣間見られます。

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真夢の加入を待たずに先に6人だけでWake Up, Girls!の活動開始します。
しかし、まだ無名のアイドルグループなのでライブを開いても観客は集まらず。
歌とダンスのレッスンも始めたばかりで、これでデビューするのは時期尚早かも。
まぁこの事務所は実戦経験を積ませながら成長させる方針なのでしょうね。
それで人気が出れば儲けものだけど、果たしてそんなに上手くいくのかどうかが
このシーンを見ていると心配しますわ(苦笑)
もし知名度のある元トップアイドルの真夢に加入してもらえたら、話題性があって
注目されると思うので、丹下社長が彼女の参加を望むのも分かる気がします。

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しかし、ここで丹下社長が会社のお金を持って蒸発してしまう事件が発生しますw
そうなるとWake Up, Girls!の活動資金も無いので早くも解散の危機ですね!?
デビュー前に解散するアイドルグループなんて珍しいような気がしますわ(苦笑)
ただ、あれだけ積極的になっていた社長がここで無責任にも放置しちゃうなんて
考えられないので、深い理由がありそうな感じがしましたよ。
でも、松田さんに喫煙の濡れ衣を着せていたこともあったし、全く考えられない事も
なくはないから不安はあるんだけどねぇ(苦笑)

あと、解散の危機を迎えそうな時の6人が悲しむ様子を見ると、本当にアイドルを
夢見て頑張ろうとしていたんだなぁっという事がよく伝わってきました。
この劇場版ではメインヒロインの真夢にスポットが当てられて描かれていますが、
他の6人は一つのまとまりとして描かれることで存在感を出してくれています。


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「諦めちゃダメです。 諦めたら皆、後悔する。私、やっと分かったんです。」
真夢がついにWake Up, Girls!への参加を決心してくれていたわけですけど、
彼女の心にどのような変化があったのかはここでは詳しく語られていません。
でも、皆の練習を影から眺めていたり、ステップを踏んでいたりしていたので、
心の奥底ではまだアイドルを続けたい気持ちが残っている事が伺えます。
そうなると余計に彼女がI-1clubを脱退するようになった理由が気になるけどね。
とにかく、他のメンバー達が快く受け入れてくれていたので良かったです。

松田さんがライブへの飛び入り参加をさせてもらえるように頑張ってくれたし、
いよいよWake Up, Girls!のデビューが現実味を帯びてきていました。
最初で最後のライブになるかもしれませんけど、それでも皆のモチベーションが
高かったし、パンチラも見せる覚悟までしていたから偉いと思います(笑)

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当然、クライマックスはWake Up, Girls!の初ライブで締めてくれていました♪
今の彼女達にとっては最初で最後になるのか分からないライブになるのですが、
それなりに歌とダンスが出来ていたので真剣に練習を続けてきたのでしょう。
あと学校の制服姿のままでしたので華やかさには欠けるかもしれませんけど、
ローカルアイドルらしい手作り感と初々しさがあって逆に良いかもしれない。
観客に対して学校の学園祭のような親しみやすい距離感を出せていたところは、
ファンを惹きつけやすくする上では功を奏しているような気がします。
とにかく、なかなか素晴らしいデビューライブを見せてくれたと思います。

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ED後にはI-1clubが東京ドームの公演を成功させているシーンがありました。
今のWake Up, Girls!にとっては遥か雲の上のような存在になっていますね。

そのWake Up, Girls!はこの初ライブで解散の危機を迎えるかもしれないけど、
公演後には観客からアンコールが沸き起こっていたので、ある程度はファンを
惹きつけるような魅力があった事が証明されていたかな。
このまま解散するのはもったいないので、何とか存続できるようなキッカケが
生まれる事を祈りたいところでしたよ。
ここで劇場版は終わって、TV放送版へと物語は続いていくことになります。

★総評★
この劇場版はどちらかと言えばTV版の第0話のようなプロローグ的な物語でした。
さすがに7人のメンバー1人ずつにスポットを当てるのは難しいということもあって、
ヒロインの島田真夢と他のメンバー6人を結びつけるような形にすることによって
簡潔な展開にさせながら上手くまとめていたと思います。
TV版への伏線となるような謎は残されたままですが、物語の流れ的には複雑な
部分はほとんどないので予備知識がなくても楽しめるのが良いところです。
もちろんTV版を視聴していなくても大丈夫ですし、むしろTV版を視聴する前に
この劇場版を先に視聴しておいた方がいいかなぁって思ったりします。
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