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STRANGE DAWN 第13話 「あなたの声に心はひらく」(最終回)

2017年05月07日
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(C)佐藤順一・HAL/「STRANGE DAWN」製作委員会

エリとユコが魔人化する!
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今回で「STRANGE DAWN」は最終回を迎えるわけですが、もうここまでくると
異世界の戦乱は収まりそうにないなぁっというのは薄々感じられました。
ダンバインみたいに何か不思議パワーでも発生しないかぎりはね。
そうなると登場人物達の恋愛問題だけでも解決させてほしいと思いますけど、
今でも誰と誰が結ばれそうなのかが見えてこないのが不安なところでした。
とにかく魔人の2人が元の世界に戻れるのかどうかという問題も残っているし、
この物語がいったいどのような結末を迎えるのか気になって見ていました。


冒頭ではグリアニア陣営とバルジダン陣営との間で休戦協定が結ばれます。
条件は魔人を1人ずつ双方が確保することと、戦犯としてシャルをバルジダンに、
ダールの方も戦犯としてグリアニア陣営に引き渡すこととなったみたい。
つまりダールはバルジダンに捨て駒にされちゃったというわけかな?(苦笑)

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「もっと強く、強く抱いてよ・・・・・・。もうやめるから・・・二度とこんな事・・・・・・」
今回はレビアンが志半ばにして無念の死を遂げる衝撃的なシーンがありました。
確かシャルに頼まれて村人達を逃がそうとしてくれていたはずだったのですが、
おそらく村人達を守ろうとして深手を負ってしまったのでしょうね。
グローナの腕に抱かれて眠る姿を見ると、彼の事が好きだったのかもしれない。
この作品の中では存在感のあったキャラなので、この最終回で退場するのは
ちょっと物悲しいものがありました(涙)

「私が平和の礎に慣れるというのなら喜んで従おう。やっと戦が終わるのです。」
シャルは戦争が終わるためなら自分1人が裁かれてもいいという考えでした。
当然、レカは好きなシャルとの永遠の別れとなるから追いかけたくなるというもの。
マニの方は自分の想いを隠して、2人を応援することを優先させるみたいです。
彼女は恋愛面でも調整役という損な役回りを演じているような感じですね。
そういうところが他人思いの彼女の良い性格なんだと思います。
とにかくこの3人の恋の結末がどうなるのかがとても気になるところでした。

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「自分が幸せなら世界も幸せってことでいいじゃん。」
ユコがエリ達と合流することになるのですが、さっそく今置かれた状況について
バルジダンの隊長や条件を受け入れたシャルに文句を言っていました。
ちょっとはエリ達と離れたことで変わったところがあるのかなぁっと思ったけど、
やっぱり言いたいことは何でも言っちゃう性格は変わらないみたいだ(笑)
でもエリの方はそんなユコを制止させていたので、物怖じしていたエリの性格は
だいぶ勇気が持てるくらいに変わってきている印象があります。

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「こんな物しかレカにはやれない。」
「素敵だわ♪」
シャルとレカが2人だけで会話するシーンはちょっと良い雰囲気だったかも♪
やっぱり最後はこの2人が結ばれるのかなぁっと期待させてくれました。
あの輪っかの石みたいなものは婚約指輪代わりなのかもね?(*´ω`*)

「私達、帰らなきゃいけないんじゃない?」
エリとユコが落ち着いた雰囲気の中で会話していたのも良かったです。
今まで何回も噛み合わないところを見せていた2人ですが、最終回くらいは
お互いに仲良くして終わってもらいたいと思っていましたからね。
もし2人が元の世界に居続けていたら触れ合うことはなかったはずなので、
この異世界で付き合った事は両者にとっては良い経験となりそうでした。
とにかく、2人がどのようにして元の世界に戻るのかが気になるところ。

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ヂョーグとベレーがエリ達を救いに来てくれたのですが、バルジダン兵は
見張りを付けていたためにあっさりと取り囲まれてしまいます。
もうこの時のバルジダンの隊長の顔が凄い形相になっていたから恐ろしい。
条約を破ってまで2人の魔人を連れ帰ろうとまでしていたから酷いなぁ。
結局は戦いを止めるつもりは毛頭ないってことなのでしょう。
もうグリアニアのオルト隊長なんかでは太刀打ちできそうになさそうだったし、
バルジダンの天下となりそうな感じに思えてきましたわ。

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「わぁぁぁーーーっ!!!魔人じゃない!!(私は)奈津野エリ!!」
しかしながら、ここでエリが激怒していたところは一番の見どころだったかも!
普通ならユコの方が真っ先に突っかかるシーンなのですが、ユコよりも先に
エリが大声で怒鳴りつけるというのはとても珍しかったです。
それほどエリが本気でキレていることなのでしょう。
自分の考えをハッキリと言えるくらいに成長しているのが感じられます。
さすがのユコもエリの激怒っぷりを見て驚いていましたから、これで少しは
エリに対する印象が変わったかもしれませんね。
とりあえず小人達にとっては今のエリが魔人に見えるのは間違いないw

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「わぁぁぁーーーーっ!!!魔人の力を見せてやるーーーー!!!!!」
ユコもエリに触発されたかのように祭壇を破壊していたから面白い(笑)
勝手に異世界に導かれたり、勝手に魔人にされたりしたので、今までの
鬱憤を全て晴らそうとしているように見えましたよ。
さらにシャル達も一緒になって思いの丈を堂々とぶちまけていましたので、
ようやく皆が自分の気持ちに正直になれたように思います。
こういう光景を見ると、エリとユコは魔人としてこの異世界に素晴らしい
影響をもたらしたと考えられなくもありません。

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「帰ってやる!」
「帰ってやる!」
エリとユコが祭壇の石の輝きによって元の世界に戻ることになります。
最終回だから仕方ないけど、けっこうあっさりしたお別れだなぁっと思いましたわ。
もうちょっとシャル達との別れを惜しむようなシーンを見てみたかった気もします。
あと、元の世界の様子については一切描かれていたなかったのですけど、きっと
無事に家に帰ることができたのでしょう。

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結局は異世界の戦乱がこれで終わったのかどうかは分からないままですけど、
おそらく魔人の恐怖が小人達には伝説となって語り継がれると思いますから、
これからは少しは平穏な世界になってくれるのではないでしょうか。
そう考えると、エリとユコがこの異世界に価値のあるものを残したと言えそうです。
当然、2人側にとってもこの異世界で色々と自分自身を見つめ直せたはずだから、
きっとこれからの人生の生き方において活かしてくれそうな感じがします。

とりあえずシャルとレカは結ばれるのかどうかだけはちょっと気になったかな。
最後にシャルが「レカ」と名前を呼んでいたので、カップルになってくれそうな
期待感は持てそうだったのですけどね(^ω^)

★総評★
異世界に転移するアニメにしては、主人公が変身したり、超能力を身に付けて
戦っていくような設定にせずに、あくまで普通の人間として傍観者的な立ち回りに
終始させていた
ところに興味深いものがありました。
どちらかと言えば、キャラの心情面に重点を置いて描いていた感じがします。
ほとんどキャラ同士のギスギスしたやり取りばかり描かれているために、作品の
内容や雰囲気に関しては地味になっているのは仕方ないかもしれません(苦笑)


正直、本放送の時にはそんなに面白く感じて見ていなかったのですけど、最近
似たような異世界転移&転生作品が多く作られている時代に見てみると、改めて
この作品の良さというものを少しは感じられたような気がします。
ただ、こういう作品がアニメファンに受けるかといえば難しいのも事実でしょう。
「魔法騎士レイアース」で例えれば、変身要素を無くして、異世界の成り行きを
ただ見守っているだけの作品になっているようなものですしw
見栄えの面では視聴者にアピールするような部分が少なかったかな。
それでもあえて一般受けを狙わずにこういう風に描きたいという意気込みは
強く感じましたので、それはそれで評価を高くしたいと思いました。
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