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さすらいの太陽 第12話 「泣くな花笠」

2016年09月04日
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(C)藤川桂介・すずき真弓・虫プロダクション

のぞみが喉の痛みを我慢して歌い続ける!
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「わぁ~♪美味しい空気♪なんて爽やかなんだろう♪」
のぞみ達DMプロダクションの一行は次の東北巡業の場所に辿り着きます。
汽車に乗っていたところにも昭和時代を反映している印象がありました。
のぞみは人気も少しずつ高まってきているし、契約金の方も希望額通りに
貰えるようになったのもあってモチベーションが上がっているのでしょう。
プロの厳しさを知るようになっても前向きに頑張れるのだから、彼女は結構
精神的な強さを持ち合わせているようにも見えました。
とにかく、今回はどんな公演を見せてくれるのか楽しみでしたよ。

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先輩歌手の水島さんと星村さんがマネージャーに休養願いを申し入れます。
たしかに地方巡業で移動は大変だし、連日のように公演があると疲れますよね。
のぞみも喉を痛めているから休養日はあったに越したことがないのですけど、
意外にものぞみは痛みに耐えて歌おうとしていたから根性がありますわ。
自分の歌を聞きに来てくれるファンのために歌いたいという気持ちが強いので、
こういうところにも彼女のプロの歌手としての成長が見られました。

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のぞみの歌を聞きに来てくれたお婆ちゃんが飛び入りで舞台に上がった!?w
地方巡業ではこういう風に身近にファンと接する事が出来るのが良いですね。

ちなみにここでのぞみが歌った曲は、山形県の民謡「花笠音頭」です。
地方巡業ではその土地に縁のある曲なんかも歌ってあげるのでしょう。
この作品では有名な民謡や唱歌がよく使われているので印象に残ります。
これが今の時代のアイドルアニメと大きく異なる点だと思います。


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「私を出し抜いて看板歌手になろうたって、そうは問屋が卸しゃしないよ。」
「出し抜くなんて、私そんなこと・・・・・・」
星村さんからすれば新人ののぞみが看板歌手となったので少々不機嫌です。
今は落ちぶれているとはいえ元々は実績のある歌手ですから、それなりには
プライドもあるでしょうし、負けられない気持ちもあるのでしょうね。
しかし彼女はプロの歌手は人気商売である事を身にしみて熟知してきたので、
これも仕方がないものだと納得しているようにも見えます。
星村さんは先輩としてのぞみの喉を労ってあげていたのですが、そののぞみが
まだ歌い続けようとするのだから生意気に感じてイラつくのも当然かな(苦笑)

「のぞみちゃん。よく考えるんだ。喉を痛めている君がこれ以上無理を
するっていうのか?そりぁ星村を思う君の気持ちは分かる。しかし、
何もそのために君が犠牲になることはないんだ。」

水島さんもまたのぞみの喉の心配をして休むように言ってあげていました。
それでものぞみはファンのために歌おうとしていたから頑固なところがある(笑)
とにかく星村さんも水島さんも先輩歌手としてのぞみを気遣ってあげていたので、
根は良い人なのでしょう。

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のぞみは星村さんが事務所に干されないように自分が代役で歌います。
ここで歌った曲は、藤圭子さんの「女のブルース」です。
星村さんはのぞみが自分の持ち歌を奪って歌っていると誤解していたけど、
水島さんから真相を聞かされて考えを改めてくれそうでしたね。
2人はのぞみの実力を認めているからこそ大切に見守っていた感じもします。
少しのぞみと星村さんとの間でギクシャクしそうな雰囲気になっていましたけど、
同じプロの歌手だからこそ通じ合えるところもありそうに思えます。
むしろ、雇われの歌手と雇用主の事務所との間での軋轢の方が大きそうだなぁ。

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「声が・・・・・・声が・・・・・・声が出ない!?・・・・・・苦しい。」
「のぞみちゃん。堪忍して。私が悪かったわ。」
「全部星村さんに任せて。休むんだ。」
のぞみはついに喉の限界を超えたので、全く歌えなくなって倒れてしまいます(汗)
星村さんと水島さんが心配して駆け寄ってくれたのも優しいです。
それにのぞみがこんな悪どいプロダクションにいてはいけないと、すぐ東京に
帰るようにも言ってあげていたので、本当に親切な先輩達だと思います。
こういうところも同じ歌手としての仲間意識があるような感じがして良かった。
のぞみがこのDMプロダクションに入って唯一良かったことを挙げるとするなら、
星村さんや水島さんや新田さんに出会えたことだと思います。

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のぞみは星村さん達に言われた通りに東京に帰ろうとするのですが、運悪く
マネージャー達に見つかってしまって連れ戻されてしまいます。
DMプロダクションはのぞみを限界まで使いまくって儲けようという魂胆です。
本当に歌手を使い捨てにするような事務所なのでしょう。
さすがにのぞみもこれでは潰されるので列車から飛び降りてでも逃げてました。
いくら昔の遅い列車でもあんな風に転落しては危険だと思うんだけどね(汗)
とりあえず、のぞみを追っていた熊五郎さんが保護してくれたので一安心です。

のぞみにとっては最悪な事務所に所属させられましたけど、悪い事ばかりでなく
プロの歌手とはどういうものなのかを学べたので良かったと思います。
過去に実績のある歌手と知り合えた事で良い影響を受けたのも大きいかも。
これで契約金はご破算となりそうだから生活面の心配は残ってしまいますが、
プロの歌手を目指す上では貴重な時間を過ごせていたようには感じました。
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