さすらいの太陽 第05話 「初めてのアンコール」 - アニメとゲームと恋の楽園
2016/08/08

さすらいの太陽 第05話 「初めてのアンコール」

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(C)藤川桂介・すずき真弓・虫プロダクション

のぞみが流しで酒場巡りをする!?

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のぞみが夜の飲み屋街でギターを持って佇んでいるところから始まります。
お父さんが入院してしまったために、今度は自分がお金を稼いで家族を
支えようとしていたから本当に親孝行の女の子です。
しかし、おでん屋さんを引き継ぐのではなくて、飲み屋さんで歌う流しの歌手を
始めようとしていた
のが驚きだったのですけどね(苦笑)
前回、出稼ぎ労働者達の前で歌って賞賛を浴びたのが自信になったみたいだ。

それにしても、女子高生がこういう風俗営業っぽい飲み屋さんで流しの歌手を
行ってもいいのかなぁ?って疑問に思いました。
当時の法律がどうなっているのかちょっと気になりましたわ(^ω^;)

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夜間部時代の級友の夢麿くんに背中を押されて流しの歌手を始めるのですが、
経験が浅いのぞみは歌のレパートリーが少ないので壁に当たっていました。
流しで料金を頂くからには、お客さんが好むような歌を多く知っておかないと
厳しいのかもしれませんね。

そこで今度は熊五郎さんが飲んでいるお店に訪れたのは運が良かった。
ここで歌ったのは「圭子の夢は夜ひらく」です。
暗い歌だったから賑やかな飲み屋さんでは雰囲気に合わないと思ったけど、
お客さんからは拍手とアンコールが巻き起こっていたので良かったです。
お客さん達からすれば、高校生の少女が大人びた歌声で歌っている姿に
結構惹かれるものがあったのかもしれません。
これでますますのぞみは流しの歌手活動に自信を深めた様子が伺えます。

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お母さんはのぞみがお金を稼いできてくれたので涙を流して感謝していました。
おそらくお母さんは娘に働かせてまで苦労をかけたくないと思っているのでしょう。
生活面は「じゃりン子チエ」の母子と似ている感じがするけど、こちらはお父さんが
遊んでいたわけじゃないから本当に苦労しているのが伝わってくるなぁ・・・・・・。

とにかく、のぞみは夜中まで働いているので、授業中はお昼寝タイムみたいだw
あの寝ぼけた姿をみると、すっかり流しの生活が身についている感じがする。

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のぞみが怖いおっさん達に囲まれてみかじめ料を払うように脅されます。
そこでまた熊五郎さんが助けに来てくれていたから頼りになる人だよ。
熊五郎さんってただのモブキャラだと思っていたけど、結構目立ってますわ。
準レギュラー的なキャラになってきています。

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さらに熊五郎さんが彼らの親分の所に直談判しに行っていたから勇気があるよ。
きちんと壊したギターを直させてもいたから偉いなぁ。
ただ、熊五郎という名前にしては熊ではなく虎の刺青だったのが疑問だけどね(^ω^)

「なれるものなら好きな歌で身を立ててみたいわ。貧乏から抜けられるし、
お兄ちゃんに会えるかもしれない。でもそんな簡単にスターになんか・・・・・・」

これで、のぞみは心置きなく流しの仕事に復帰できると思ったのですが、なぜか
彼女は流しで歌うことに躊躇していました。
どうやら自分が歌うことによって同業者の収入が減ることを気にしている様子・・・・・・。
こういうのも彼女らしい優しさといった感じがします。
あと、ここで熊五郎さんが歌手デビューとレコードの売上げに言及したことで、
のぞみが少しだけ歌手を目指そうという気持ちを抱いたのがポイントかも。

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「結果を恐れていては何も出来やしないよ。」
のぞみはファニー森山さんがプロボクサーであることを新聞で知ります。
昔のアニメでは登場人物がボクシングをやっている設定が多く見られるので、
ボクシングが人気スポーツだった時代があったんだなぁって感じます。
とりあえず2人のやり取りを見ると、親しくなっているのは間違いなさそう。
いつ恋人同士になってもおかしくないほど仲良くなっていると思います。

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「峰のぞみが大スターにでもなったら、あなたは負け犬として彼女から
見下されるのよ。それでもあなたのプライドは傷つかないの?」

「・・・・・・本当にのぞみが?」
「そうよ。私は赤ん坊の時からあなたの味方よ。だから峰のぞみなんかに
負けてほしくはないの。フフフフフ・・・・・・じゃあ。」

道子がまた美紀に電話をかけてきて、彼女の嫉妬心を煽っていました。
のぞみと美紀の運命を弄ぶのが趣味にしているような感じですね。
金持ちの女の子に嫉妬するにしても、ここまで2人に執着するのが謎です。
まだ2人に何か特別な恨みでも抱いているのなら分かるのですけどねぇ・・・・・・。
とにかく、道子はのぞみにも美紀にも幸せにはなってもらいたくないみたい。

美紀は道子の誘いに乗ってお店を訪れると、のぞみが流しで歌っていました。
美紀がのぞみの歌を聞いて衝撃を受けていたのが印象に残ります。
これが美紀の運命を揺れ動かすキッカケにもなっていました。
どうでもいいけど・・・・・・こんな夜のお店に入っても補導されないのかな?(^ω^;)

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最後に美紀もまたのぞみに直接歌手になることを告げていたから驚きです。
のぞみには絶対に負けられないという対抗心の高さが伺えますわ。
本当に道子の手のひらの上で踊らされているなぁっといった感じに見えます。
まだ道子からの電話をのぞみの差金だと思い込んでいたから困ったものだよ。
彼女って被害妄想が強いのかもしれませんね(^ω^;)
ホント、のぞみは厄介な同級生に目を付けられたなぁって同情しますわ。

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