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H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND- 第12話 「H2O」(最終回)

2016年12月30日
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(C)2008 「H2O」製作委員会

沢衣村に心地良い風が吹き始める・・・・・・♪
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今回で「H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-」の最後の感想になります。
アダルト向け美少女ゲームを原作とするアニメなのでエッチなシーンが
多いという先入観を持ってしまうところですが、、この作品に関しては
陰湿な暴力シーンのイメージの方が残りやすいかもしれません。
原作ゲームの方ではどういう描写になっているかは分かりませんけど、
そういう部分でも成人指定に含まれていそうな感じはしました。


「母さんをイジメるな!どっか行け!どっか行けー!行けよー!!」
琢磨がはやみの事を母親だと思い込むくらいに精神が壊れていました。
さすがにはやみは自分を認識していないのだから複雑な気持ちでしょうね。
この状態のままの琢磨の前から立ち去るのは後ろ髪が引かれるはず。
はたして彼女が彼に対してどのような行動をするのかが今回の見所です。

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琢磨はその後もはやみのことをお母さんだと思って甘え続けていました(笑)
精神が壊れたというよりもマザコン化したという表現が合っているかも?
これはこれで別の意味ではやみは複雑な気分になりそうだ(^ω^;)
でもまぁ彼に離れないように言われたのは嬉しかったのではないでしょうか。
少しだけ琢磨とはやみの繋がりが復活してくれそうだったので良かった。

ほたるが祖父達の悪行を警察に明かしたためにマスコミが殺到するのですが、
そこでクラスメイト達が体を張って守ってあげていたのが良かったです。
村の大人達には小日向家に対する恨みはまだ残りそうですけど、彼女達は
もうこの村を変えていこうとする決意を持っていたように思いました。
きっと彼女達がいればこの村も良くなっていくでしょうね。

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はやみは琢磨と村を出て東京のアパートで一緒に過ごすことにしました。
琢磨が母親と過ごした時と同じ環境で暮らしてあげようという考えです。
たとえ琢磨の母親に成りすますことになっていても、彼と一緒に生活できるなら
それでも構わないという思いなのかもしれませんね。
ほたるが姉のひなたに成りすましていた事に比べると前向きな考えでしたので
少し安心して見ていられそうでした。

そのあと、はやみとほたるはお別れするので抱き合って涙を流していましたね。
はやみにとっては嫌な思い出の詰まった村でしたけど、ほたるやクラスメイト達と
友達になれた思い出もあるので寂しいといった感じなのでしょう。

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はやみは琢磨が東京のアパートで2人きりの生活をスタートさせていました。
年頃の男女が同居すると恋人のように思われますが、今のこの2人を見ると
まるで母と子供のような関係に見えますわ(苦笑)
ちなみにはやみは新聞配達をしながら生計を立てているようです。
都会ですから村にいた時と違ってサバイバル生活は出来ないですもんね。

あと、琢磨が心の中ではやみの事を微かに覚えていたのは明るい希望かな。
はやみは彼がもう自分の事を忘れてしまっていると思っていたから、これは
嬉しかったでしょうね。
寂しそうな生活をしているように見えますが、少しだけ幸せな雰囲気なんかも
感じられるので安心して見ていられました。

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「お母さんはあなたの事を大事にしていた。何よりも大事にしていたと思う。
だから信じて。お母さんの気持ちを。」

「お母さんの・・・・・・気持ち?」
はやみはこのまま琢磨の母親として生活していても幸せに暮らせたと思います。
しかし、はやみはそれでは琢磨が立ち直ったとも言えないし、自分もまた母親の
代わりのままではいたくないという気持ちがあったのかもしれません。
だから危険を承知の上で琢磨を目覚めさせるために揺さぶりをかけたのでしょう。

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「はやみちゃん!はやみちゃぁぁぁーーーーーーんっ!!!」
はやみが踏切内に入り込んだ子供を助けようとしたシーンは衝撃的でした。
この最終局面に来てさらに厳しい展開を見せられるとは思わなかったです。
残り時間も少ないのにこれではハッピーエンドは無理だなぁって思いましたわ。
とにかく、はやみが琢磨の母親と同じように電車に轢かれたわけですけど、
彼女は最後に琢磨が自分の名前を呼んでくれたので喜んでいましたね。
はやみが身を挺して琢磨の精神を元に戻したとも思えそうでした。

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『弘瀬 世界をありがとう』
ほたる達が廃棄ゴンドラの中からはやみの日記を見つけていたのですが、
そこには琢磨への思いの丈が綴られていたから胸に響いてきます。
彼女は琢磨と出会ってから幸せに感じていたのかもしれませんね。
ほたる達もおそらくはやみには色々と感謝していたと思います。

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特別EDでは、数年後の沢衣村の様子が描かれていました。
曲は、monetさんが歌う「FOOTPRINTS IN THE SAND」です。

ほたるが沢衣村の村長として巧みな手腕を発揮していました。
こういうところを見ると姉のひなたを演じてきた経験が活かされていたと思う。
ゆいの方は大人になっても相変わらずな高飛車な性格をしてそうかな。
あと、はまじが真紀と結ばれて赤ちゃんを作ったのが驚きかもね(笑)
でもお父さんになったのだからもう女装は控えた方がいいと思う(^ω^;)

そして、琢磨は目が見えるようになって元通りに復帰を果たしていました。
はやみのために大きな風車まで作ってあげていたのが素敵でした。
今でもはやみのことを大切に思い続けていることが伺えます。
もうこのシーンを見ると本当にはやみは天国に旅だったんだと思いましたわ。

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「久し振りだね。大きくなっちゃって。精霊会議でお願いするの大変だったんだよ。
だから今度はちゃんと守ってあげてね♪」

音羽が小さくなって生まれ変わったから唖然とするしかなかったです(苦笑)
まぁ彼女の事だから少々の摩訶不思議な現象も納得できるんだけどね。
2人がぶつかるシーンは琢磨とはやみが初めて出会ったシーンを
再現している感じがしました。
だから、この後の奇跡の再会を予感させる部分があったと思います。
とりあえず音羽は最後まで琢磨の事を気にかけてあげていたから優しいです。

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「綺麗な風・・・・・・。」
「はやみちゃん!?」
最後にはやみが精霊会議のお陰で見事に甦っていたから信じられない!
もうここまで来ると細かいことは気にしない方が良いでしょうね!(笑)
とにかく琢磨とはやみがようやく幸せになれたので祝福したいです。
これからは明るい未来に向かって仲良く歩んでいってもらいたいな♪(*´ω`*)

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★総評★
美少女ゲーム原作のアニメとしては予想以上にシリアスな物語でした。
途中で水着回や魔法少女回などを挟むことで暗い話一辺倒になるところを
上手いタイミングで息抜きをさせていたように思います。
各女の子キャラにスポットを当てながら次々と仲間となっていく展開なんかは、
強引さを感じさせつつも綺麗にまとめた形にしていました。
むしろこの作品の場合は音羽の性格に合わせるように突拍子もない強引さが
ある程度はあって正解でしたわ(^ω^)
もちろん想像力を働かせないといけない部分もあるのですけどね。
あとOP曲やED曲だけじゃなく劇中のBGMなんかもとても良かったです。
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