ななついろ★ドロップス 第12話 「初恋はななついろ」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2015/08/09

ななついろ★ドロップス 第12話 「初恋はななついろ」(最終回)

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(C)ユニゾンシフト/SOFTPAL Inc./「ななついろ★ドロップス」製作委員会

正晴とすももがもう一度初恋を実らせるお話です。

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今回で「ななついろ★ドロップス」の最後の感想になります。
18禁美少女ゲームを原作にしているとは思えないほどの純愛ストーリーでしたので、
魔法少女アニメというよりも恋愛アニメを見ているような印象が強かったです。
これほど優しさの詰まった甘い恋愛作品はなかなかお目にかかれないかもしれない。


正晴がすももと出会ってからの半年分の記憶が消えてしまったわけですけど、
あえて周囲の皆はすももとの関係について教えようとしませんでした。
すももと同様に正晴が混乱しないように気を使ってあげているのでしょうね。
ただ正晴としては心の中で何かを忘れているような感覚を抱いていましたので、
僅かながらにすももとの思い出の残像が残っている感じもします。
とにかくこの最終回では正晴とすももの関係がどうなるのかが一番の注目でした。

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すももはもう一度正晴と恋人同士になりたい気持ちはあるはずですが、あくまで
彼が混乱しないように遠くから見守ってあげているだけでした。
学校で彼の姿を毎日眺めていられるだけでもまだ幸せと思っている感じもします。
正晴の方は夕方になると心が落ち着かなくなっている様子が見られましたから、
まだユキちゃんだった頃の影響力が体に刻まれているのかもしれませんね。
こういうのも記憶を思い出すきっかけになる予感はさせてくれました。

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正晴がすももから貰った絆創膏を怪我した彼女の指に貼ってあげていました。
ユキちゃんの服とかデートした時の絆創膏などで少しずつ正晴の記憶が
呼び覚まされそうになっている感じはありました。
きっとすももも少しは彼の記憶が戻りつつある期待は抱いたんじゃないでしょうか。
この作品は伏線の貼るポイントがなるほどと思わせる巧みさがありますね。

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ノナがすもものために星のしずくで作った薬を渡してあげていたのは素敵です。
この作品ではすもものライバルキャラという立場でしたけど、こういう部分などで
優しさを見せてくれていたので嫌味を感じさせない好敵手といった印象でした。
この作品に登場するキャラは皆が親切で良い人ばかりなのが素晴らしい点かな♪
視聴していてもストレスをほとんど感じさせなかったのが良かったです。

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正晴が記憶を手繰り寄せるかのようにすももとデートした場所を歩いていました。
前回、記憶が消える前にすももとの思い出を心に刻むためにデートしていたのですけど、
それが功を奏して記憶のほんの一端を心の奥底に残っていたのでしょうね。
この辺りからだんだん希望の光が見えてきていた印象があります。
そよ風に乗ってメリーゴーランドの音が聞こえていたシーンなんかも、すももと一緒に
希望の鐘を鳴らした効果が表れていた感じがします。
こうして改めて見ると奇跡を起こすためのフラグを沢山立てていたんですね♪

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「なぜこんなに懐かしいんだろう?その子はきっとこのメリーゴーランドに乗ってたんだ。
・・・優しくて・・・可愛い・・・・・・・っ!?俺はその子のことが好きだったんだ!!」

正晴がついに自分がすももを好きだったことを思い出してくれていました。
携帯のメアドを消したとしても、予測変換候補までは消えてなかったという演出は
なかなか趣向が凝らされていたと思います。
正晴が混乱するような大きなヒントとなる部分を消して、小さなヒントの部分だけが
幸運にも残っていたことが重なって上手く彼の記憶が戻ってきた気がします。
もちろん、正晴がすももを思い出そうとした想いと努力も大きな要因でもあるかな。

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「すもも!俺、秋姫の事をすももって呼んでいたはずだ。いつも俺の隣にいた。すもも!」
「迷子だった球根とうとう咲いたよ♪一緒に・・・一緒に植えたんだよ♪ハルくんと♪」
正晴とすももが一番思い出に残る場所といえばやっぱり温室の秘密の場所ですね♪
ノナの集めた星のしずくによって綺麗な花が咲いていたのがとっても素敵です。
まるで2人を祝福するかのようにも見えますね。
正晴はすももに声をかけるかどうかを少し迷っていましたけど、すももが自分の事を
好きだと確信を持てた事で声をかけていたので成長しているように感じます。
以前のように他人の気持ちに気づかない鈍感さは克服出来ている気がします。
もうこのシーンからは素敵な挿入歌も流れて感動が最高潮に達してきます♪

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「すもも。好きだ。どんな事があったのか思い出せない。何一つ。でも心が覚えてる。
すももが好きだ。」

「ハルくん。」
「いつ好きになったのか分からない。だから俺、すももの事をもう一度好きになる。
初めから。」

最後は2人がもう一度恋人同士に戻るための告白シーンが描かれていました。
約束通りに正晴がすももの事を思い出して好きになったのだから大したものです。
正晴の記憶の上では恋人関係をリセットする形になっていますが、その辺はすももが
思い出話を語ってあげながら上手く付き合っていけるのではないでしょうか。
これからは失われた記憶以上に沢山の素敵な思い出を紡いでいってほしいと思います。

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最終回で流れる特別ED曲は、Akiraさんが歌う「コイスル★フローライト」です。

★総評★
一般的に魔法少女アニメといえば変身する女の子を主人公として描かれるものですが、
この作品ではマスコットキャラの男の子の視点で描かれているのが珍しかったです。
主人公とヒロインは純情で心優しいし、サブキャラ達も親切で良い人ばかりなのも良い。
魔法少女アニメというより、純愛物語を見ているような気分にさせてくれました。
男性向け18禁美少女ゲーム原作ですけど女性が見ても十分に楽しめると思います。

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