セラフィムコール 第06話 「村雨桜 ~愛の中の姉へ~」 - アニメとゲームと恋の楽園
2015/04/13

セラフィムコール 第06話 「村雨桜 ~愛の中の姉へ~」

seraphimcall_06-01.jpgseraphimcall_06-02a.jpg
(C)七瀬葵・メディアワークス/サンライズ・バンプレスト・ディーライツ

姉妹の間で相手の心を探り合うお話です。

seraphimcall_06-03.jpgseraphimcall_06-04.jpg

前回の第5話でも書きましたように今回の第6話は繋がったエピソードとなっています。
同じストーリーをヒロインの姉妹の別々の観点から描かれているのが特徴です。
この作品では一話完結のストーリーで描かれてはいますが、第5話と第6話においては
二話で完結させる形にしてあるのが珍しいところでしょうか。
そいうわけで前回の姉のエピソードから変わり、今回は妹のエピソードが描かれます。


今回のヒロインは村雨桜。前回のヒロインの村雨紫苑の双子の妹です。
冒頭では自己紹介をしていましたが、姉の自己紹介と全く同じになってますね。
姉に比べて内気な性格をしている点では双子とはいえ違いが見られます。
とりあえずラブレターが届けられるシーンからのやり取りも前回と一緒でしたわ(苦笑)
思わず前回の回想シーンでも見ているような感覚になります(^ω^;)

seraphimcall_06-05.jpgseraphimcall_06-06.jpg

ただ今回は桜も仮想現実装置を使って姉の姿を体験していたのが新しいところ。
つまり姉妹でお互いに相手の気持というものを知ろうとしていたことになります。
こういう行動を見ても、全く似た双子の姉妹という印象を持ちます。
外見や性格が少し異なっていても、このような行動や考え方の部分では瓜二つとして
双子を描いているのがこの作品の面白いところだと思います。

seraphimcall_06-07.jpgseraphimcall_06-08.jpg

桜が姉の瞳を通して見た自分と会話をするシーンは前回とは正反対のパターンです。
しかし前回の話を含めて考えると姉妹ともに仮想現実装置を使っている事になるので、
どちらがメインに話を進めようとしているのかが分からなくなりそう(苦笑)
とにかくラブレターの件で男性をどのように思っているのか探り合うのは同じです。

seraphimcall_06-09.jpgseraphimcall_06-10.jpg

「お姉様の恋愛の相手は誰?」
「さぁ私は恋愛に興味はないの。まして100%の他人など。」
今度の桜は元に戻った状態でお姉ちゃんに話しかけにいっていました。
端から見ていると姉と妹がよく入れ替わったり、元に戻ったりしているから混乱します。
果たして現実での会話なのか仮想空間の会話なのかも分からないですもん(苦笑)
特に前回の話を見た後だと、どっちがどっちなのかが余計に混乱してきます。
とりあえず、前回のセル画を思いっきり流用しているのは間違いないでしょう(^ω^)

seraphimcall_06-11.jpgseraphimcall_06-12.jpg

「私は紫苑になってみたかっただけ。私は桜なのよ。」
このシーンでは桜と紫苑がお互いに惹かれ合っている雰囲気が伝わってきました。
こうなるとラブレターの男性の事なんてもう気にすることもなさそうですよね。
ずっと離れずに同じ時間と過ごし、そして全く同じ記憶を共有してきたからこそ、
一心同体のように深い愛情が交わされているような感じがします。

seraphimcall_06-13.jpgseraphimcall_06-14.jpg

「ここは夢よ。だからこのナイフで私を刺してみなさい。」
前回と同様にナイフで刺すシーンが描かれていました。
たしか前回においてはラブレターの男性と結ばれたいがために双子の一方の存在を
消そうという意味で刺したように見せていましたけど、今回は姉妹間での恋愛感情が
真実かどうかを確かめるために刺すというニュアンスになっていた点で異なってます。
とにかく前回は本当の姉が刺したのか、それとも妹が刺したのか分からなかったので、
この後のシーンでそれがハッキリと明らかにされていたので良かったです。

seraphimcall_06-15.jpgseraphimcall_06-16.jpg

姉と妹がキスするシーンでは姉の紫苑の手に包帯が巻かれていました。
つまりナイフで刺したのは妹の桜の方だったという事が判明していました。
何回も仮想現実を体験しているうちに自分がリアル世界にいるのか、それとも
架空の世界にいてるのかも分かりにくくなっていたのでしょうね。
それは視聴者側にも姉妹と同じような戸惑いと混乱をもたらしてくれたので、
そういう意味ではとても上手い演出のように感じます。

seraphimcall_06-17.jpgseraphimcall_06-18.jpg

ラブレターが姉妹のどちら宛に届いたのかだけが謎として残っていましたが、
それは村雨姉妹のお母さん宛だった事が最後に明らかになっていました(笑)
まさかこういうオチになっているとは思わなかったです(^ω^;)

ED曲は、西村ちなみさんが歌う「50%のバランス」です。

同じストーリーが繰り返されると面白さに欠けるものなのですが、今回の話では
村雨姉妹それぞれの視点から描かれていたので興味深いものがありました。
あえて同じ映像を流用させることで、視聴者にも真実の姉妹なのか、それとも
仮想空間の姉妹なのかを見分けがつかないようにさせたのは素晴らしい。
一見手抜き描写のように思わせておいて、ストーリーの構成面の方で巧みさを
際立たせるようにした点で斬新さがあったように思います。

関連記事