sola 第08話 「キエナイオモイ」
前回、依人が茉莉をガラス片で大ケガをさせてしまったところで続いていましたけど、
今回の冒頭では一転して彼が平穏に学校の授業受けているところから始まります。
ただ、依人は昨晩に茉莉と出会った時の記憶が消えてしまっているようでした。
ガラス片で茉莉を刺した時は催眠術にもかかったかのようになっていましたので、
覚えていないというのは分かりますが、コンビニで茉莉を見つけた時はハッキリと
意識があったはずだから覚えていないというのはおかしいですよね!?
いったい依人の身に何が起こったのかがちょっと心配でした。
あと、茉莉があの後にどうなってしまったのか消息が知りたいところです。
「ねぇ?昨日帰り道で俺たち誰かと会わなかったっけ?」
「誰か?誰かって・・・誰?」
「いや、誰かは分からないんだけど、大切な事を忘れているような・・・・・・」
「依人、今日はもう休みなさい。」
依人は真名に付き添ってもらいながら自宅に帰ってきて休んでいました。
蒼乃の態度を見ていると、あえて茉莉の事を思い出させないようにしてますわ。
こうなると依人の異変は蒼乃が何か関係していると思わざるを得ませんよね。
最初に登場した時から蒼乃はミステリアスな雰囲気を漂わせていましたけど、
ここに来て怪しさが増してきた感じがしてきました(汗)
「ねぇ?あなた夜禍なんでしょ?」
「やっぱり知ってたか。」
「どうしてこれくらいの傷を治せないの?」
「これはいいの。約束を破っちゃったから、刺されて当然なの・・・・・・。」
繭子も日の光の中では火傷をするような体質でしたので、彼女もまた
茉莉と同様に夜禍人であるのは間違いありません。
だから段ボール箱の中やゴミ箱の中とかに入って寝ていたりしたのでしょう。
とにかく茉莉と繭子は夜禍人同士として仲良くやっているみたいです。
そうなると辻堂の方とも和解しているのかどうかが気になってくるところ・・・。
「(茉莉さんがまだ近くにいる!)」
真名は紗絵から茉莉と繭子のツーショット写真を見せつけられて驚きます。
紗絵は茉莉のことを繭子のお母さんだと思い込んでいたのですけど、さすがに
真名は紗絵の妄想なんかは信じないでしょうね(^ω^)
とにかく真名にとっては茉莉はまだ行方不明中のままになっていましたので、
すぐに依人に知らせに行こうとするというものでした。
でも授業を休む理由に腹痛と頭痛と腰痛の3点セットは大げさすぎだよ~(笑)
「すぐに依人に伝えてください!依人の大切な人なんです!」
「帰って!」
真名はすぐに依人に伝えようとしますが、蒼乃が会わせてくれませんでした。
病弱だったはずの蒼乃が真名に怒鳴ったり、突き飛ばすのはビックリですね(汗)
もう蒼乃は依人に誰も近づけさせないようにしているように見えます。
あと、この時に蒼乃も光を浴びると火傷をする事が明らかになっていました。
つまり蒼乃も夜禍人であれば当然の現象といったところでしょうか。
蒼乃が晴れている時に外を出歩くようなシーンがなかったのもこれで納得です。
「依人!いないの!もう茉莉はいないの!!」
依人が茉莉のことを思い出してしまって悪夢にうなされていました。
そこで蒼乃が必至に依人の体を押さえて冷静にさせようとしています。
さすがにこんな姿の依人を真名に見せるのをためらうのも無理はないです。
この時の依人を見ていると、ただ茉莉の記憶を思い出したようには見えない(汗)
彼が精神的に異変をきたしているのは間違いないでしょうね。
いったい彼はどうなってしまったのかとても心配でしたわ。
「ごめんなさい。私が依人の手を汚させてしまった。依人を苦しめているのは私。
せっかく幸せになれると思ったのに、ただ依人と暮らしたかっただけなのに・・・
ただ依人にそばに居てほしかっただけなのに・・・・・・・・・」
ここで蒼乃が姉弟の2人だけで暮らしたいと語っていたのが印象に残ります。
過去の回想シーンを見ると、何かトラブルがあったような事が感じられるのですが、
詳しい事については分からないままですのでとても気になるところでした。
特に蒼乃が刃物で自ら命を絶ったような描写があったのが見逃せません!
あと夜禍人のはずの彼女がなぜ幼い頃は太陽の元で過ごせるのかも謎ですね。
これらの事は全て蒼乃と依人の関係に繋がってくるので注目点になってました。
「茉莉は・・・もう・・・いない・・・。」
「しっかりしろ!森宮依人!」
今度は真名が諦めずに夜に依人の家に不法侵入してまで会いに行きます。
もうここでの真名は依人を引っ叩いてまで正気に戻していたから凄いと思います。
でも彼女の今までのイメージなら空手チョップの方がお似合いだと思うんだけどね(^ω^)
まぁそれはいいとして、ようやく依人が元に戻ってくれたので安心しました。
もう依人には茉莉がなくてはならない存在になっていると思ってもよさそうです。
「あなたはもういないの。」
「森宮・・・蒼乃。」
最後に茉莉の目の前に蒼乃が現れるところで次回に続きます。
まるでバトルを始めようとするかのような緊迫感があるので心配でした(汗)
果たして2人がどんなやり取りをするのかが楽しみなところかな。
今回は真名が依人のために行動するところなんかが印象に残りました。
どちらかと言えば、真名はストーリーがだんだん進むに連れてサブキャラの立場へと
移っていたのですけど、ここに来てようやく中心的な役割も担うようになってきました。
当初は茉莉との間で依人を取り合うような三角関係なんかを予想していたのですが、
彼女の気持ちを見るとそういう恋愛感情は今はなさそうな感じがします。
あくまで依人と茉莉の恋を応援してあげるキューピッド役に徹しそうに思えてました。