PIANO 第01話 「感情を込めて~con sentimento~」 - アニメとゲームと恋の楽園
2014/05/25

PIANO 第01話 「感情を込めて~con sentimento~」

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(C)アニメイトフィルム・パイオニアLDC・キッズステーション

女子中学生がピアノを通して子供から大人へと成長していく物語。

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「PIANO」は本放送の時は地上波で放送されていなかったかもしれませんので、
アニメファンの中でも知名度はかなり低い作品になるかもしれませんね。
地味な作品なのですけど、個人的には結構印象に残っている作品でもあります。
この作品の原作者は、魔法のスターマジカルエミのシリーズ構成をされていた人で、
マジカルエミ特有のキャラの心理描写をこの作品にも取り入れて作られています。
エミのように説明的な部分を排除しているために、視聴者としては頭で考えるより、
心の中で感じながら見ていくような作品になっています。


OP曲は、川澄綾子さんが演奏する「・・・to you」です。
作品のタイトルらしくピアノの演奏による曲になっています。

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物語の主人公は、野村美雨という中学2年生の女の子です。
彼女は音楽教室でピアノを習っているので、放課後は学校の音楽室のピアノなどで
練習をしていました。ただレッスンに行くのが嫌そうにしているのが気になるかな。
ピアノの教本を忘れてしまったから行き辛いというのもあるようですけどね。
そして美雨に話しかけていたのは松原優希という同級生の友達です。
彼女は陸上部に所属しているので活発そうな女の子といった印象でした。

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美雨は優希に誘われるままに音楽CDのお店に立ち寄っていました。
きっと優希は美雨に気分転換してもらおうとして誘ってあげたのでしょうね。
彼女はズバズバと物事を言う部分もあるけど、他人の事を気遣ってあげる
優しさも兼ね備えていると思います。
美雨はピアノ教室をさぼるつもりで優希に付き合っていましたけど、こうして
遊んでいたとしてもピアノの事が心から離れられないみたいでした。
こうして見ると彼女は結構悩みやすい性格をしているように思えます。
物静かそうな性格なんかも彼女の雰囲気にはピッタリといった感じでしょうか。

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美雨は寄り道したために遅刻をして音楽教室に辿り着いていました。
そのためにレッスン開始時間が大幅に遅れてしまう事になっていました。
もちろん最初はサボろうとしていたのだから文句は言えませんね。
待ち時間の間にピアノを習う幼い頃の自分の姿を思い出していたのですけど、
この時の彼女の表情を見る限りでは楽しそうにピアノに触れていました。
暗い表情でピアノに向き合う今の美雨とは正反対に見えます。
いったい今の彼女にはどんな悩み事があるのかが気になるところですね。

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アイキャッチはグランド・ピアノとアップライト・ピアノのイラスト。

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美雨はレッスン時間になると教室の中に恐る恐る入っていきました。
サボるつもりで遅刻してしまったのだから先生が不機嫌なのも仕方ないかもね(^ω^)
それを差し引いてもこの白川先生はかなり不愛想な感じが見受けられます。
美雨の直前にレッスンを受けていた人は涙を浮かべていたので厳しい先生なのかも?
もしそうなら美雨がピアノのレッスンに行きたがらなかったのも納得できそうです。
とりあえず美雨は白川先生からもう6年間もレッスンを受け続けているようです。
大きな音楽教室ですから、気に入らない先生なら別の先生に変更してもらう事も
可能だと思うのですけど、ずっと続けてもらっているという事は少なからず
美雨の中では良い先生だと思っているのもあるのでしょうね。

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美雨が暗譜している部分だけピアノを演奏していました。
ピアノというタイトルなので指使いも一応きちんと描いている感じがします。
あと雨模様の景色や紫陽花の花の描写が今の美雨の心情を間接的に示していたかな。
こういう部分もマジカルエミなどでよく見られる演出に似ていたと思います。
とりあえず白川先生は特に指導する事もなく、外の景色を眺めているだけでしたわ。
楽なお仕事をしてるなぁって思ってしまった(^ω^)

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美雨が途中から即興で作曲したものを弾いていたので凄いかもしれません。
こういう部分を見ていても、彼女には優れたピアノの才能がある事が伺えます。
練習が詰まらなくなる時はこのように即興で曲を作る事が多いみたいですね。
ただそれを先生の前で言っちゃったらダメだと思う(笑)
まぁ美雨にとっては取っ付きにくい先生であるのは間違いないかな。
あと白川先生が美雨の事を意味深に見つめていたのが気になるところでした。

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美雨は帰りに傘を持っていなかったので駅で雨宿りをしていました。
CDショップに傘を置いたままにしていた事を忘れていたわけですけど、
それくらいに心の中で悩み事や考え事をしていたという事なのでしょう。
美雨はお父さんと偶然出会ったので、タクシーに一緒に乗って帰宅します。
どうやら美雨は優しいお父さんの事が大好きみたいですね。
お母さんが厳しそうな人だから、お父さんに甘えたくなるのかも。
これは私も同じかもしれません(^ω^)

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帰宅後はペットのネコちゃんに話しかけたり、私服に着替えたりしていました。
ストーリー的には何の意味もないシーンですけど、このような美雨の日常生活や
周囲の人間模様などを描く事で美雨が成長していく姿を表現しようとしています。
最終回までのほとんどが今回のような淡々とした日常シーンが描かれるために、
最近のアニメしか見ていない人には相当退屈に感じる部分があると思います(苦笑)
私はこういう作風なんかは落ち着いて見られるので好みだったりします(^ω^)

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最後に美雨はカバンの中から探していた譜面を見つけていました。
家に忘れていたと思っていたら、ちゃんとカバンの中に入れていたみたいです。
彼女はカサを忘れたりもしていたので、ド忘れしやすい性格なのかもしれません(^ω^)
でもまぁ譜面が見つかったのでホッと安心した部分もありそうですね。
それが雨が上がった後の紫陽花の描写なんかにも示されていました。

最初にも書きましたが、この作品は淡々と美雨の日常を描いた作品ですので、
最終回までドラマ性のある展開はほとんどありません。一言で言えば地味です(苦笑)
アニメファンには、魔法のスターマジカルエミのOVA版「蝉時雨」みたいな作品と
言えば最も分かりやすいかと思います。原作者自身もアニメ誌でマジカルエミを
強く意識して作ったというお話なんかもされていましたので。
そういうわけで、今後も淡々とした日常シーンを通して、美雨の成長する姿や
自立していく様子が描かれていくことになります。


EDは、上野洋子さんが歌う「ココロの音」です。

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