新機動戦記ガンダムW 第49話 「最後の勝利者」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2014/08/31

新機動戦記ガンダムW 第49話 「最後の勝利者」(最終回)

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(C)1995 SUNRISE INC.

ヒイロとゼクスが世界平和をもたらすために最後の戦いを始めます!

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ついに「新機動戦記ガンダムW」も今回でクライマックスを迎える事になります。
ホワイトファングと地球軍の戦いはトレーズの戦死によって終わりを迎えていました。
しかし、ヒイロとゼクスだけは最後の決着をつけようと一騎打ちをしようとします。
ゼクスがまだリーブラを地球に落下させる事を諦めていませんので、ヒイロとしては
彼を倒した上でリーブラの落下を阻止するという最終任務が残されているのです。
とにかく2人の戦いの結果によって地球の運命が決まると言ってもいいでしょう。

「完全平和を作るには条件がある。1つは全ての兵器を排除する事。
もう1つは人々から戦う意思を取り除く事だぁ!」

「地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前に頼る。
お前がいる限り、同じ過ちが何度も繰り返される!」

ヒイロのウイングガンダムゼロとゼクスのガンダムエピオンが格闘戦をしていました!
リーブラの落下とかに関係なく、2人の戦いは避けられないものだったように思います。
ヒイロは主人公でありながらガンダムに乗って戦っているシーンは少なかったのですが、
やっぱり最終回ですのでここは思う存分に活躍を見せてほしいところですね!(^ω^)

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レディは戦争の要因となる全てのモビルスーツや兵器の回収と破壊を命じていました。
命令の内容は聖女モードの時の彼女と似ていますけど、どこか自然な感じがあって、
無理をしていない雰囲気があります。やはりこの彼女が本来の彼女の姿なのでしょう。
「見ての通り魂の抜け殻ですが、どうか父上のご無念をお晴らしください。」
「もう終わりにしましょう。復讐も戦いも。」
そしてレディの前にリリーナが現れたので、父殺しの罪を償おうとしていました。
しかし今のリリーナは昔のように恨みを晴らそうという気持ちは消えています。
完全平和主義を貫くためだけに全てを懸けているという事を示していますね。
そうなると本当に完全平和の世界が構築されていくような雰囲気が感じられます♪
とにかく今はリーブラの落下を阻むために協力をしていってくれそうだ。

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「俺は戦い続けてきた。その度に俺は心を殺し続けてきた。
だから俺の心はとっくの昔に空っぽになっている。
人間として生きている価値はないのかもしれない。
しかし生きていかなくてはならない。」

「なぜ?」
「俺には帰る場所がある。」
ドロシーはカトルに勝利したものの、トレーズの戦死により失意に打ちひしがれます。
もう今にも自ら命を絶つくらいに生きる気力を失っていたから心配だったかな。
そんな彼女にトロワが生きる希望を諭してあげていたから優しいと思います。
彼女もリリーナやカトルのように父の死の無念を乗り越えていってほしいです!
あと、トロワってどこか詩人のような話し方をするなぁって思います(^ω^)
ちなみにデュオは博士達を送り届けた後でしっかりと戦っていました。

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「この戦いを地球圏全てに中継するのだ。」
レディはヒイロとゼクスの戦いを全世界の人々に向けて中継させていました。
彼らの戦い自体に地球や宇宙の存亡がかかっているわけでもありませんので、
2人の戦いを見せる事によって戦争の無意味さを知らしめようとしています。
一見するとドロシーと似たような考え方のようにも思われるのですけど、
2人の戦いを見せるだけになりますから被害は最小限に抑えられます。
それに宇宙を守るという同じ考えを持つ者同士の戦いですから、無意味さを
知らしめる点では、地球と宇宙が全面戦争するよりも効果的かもしれません。
もちろん、この戦いによって2人のどちらかが死ぬ可能性がありますけどね(汗)

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「ゼクス!強者などどこにもいない!人類全てが弱者なのだ!
俺もお前も弱者なのだ!」

ヒイロとゼクスによる2人だけの戦いは白熱さを増していました。
最強のパイロット同士の戦いなのでとても見応えがあります。
そして、どちらにも決定的な勝利の機会が訪れていましたけど、
最後にそれを手に入れたのはヒイロでした。

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5人の博士達はカーンズに邪魔されながらもリーブラを自爆させる事に成功します。
地球圏に破壊と混乱をもたらした責任を取ったとも言えるかもしれませんね。
しかし爆発力が弱かったためにリーブラの一部がまだ地球に落下し続けていました。
これって逆襲のシャアと同じようなパターンになっているなぁって思いました。
カトルとドロシーのフェンシング対決なんかを見ていると、本当にこの作品は
宇宙世紀ガンダムをリスペクトして作られているなぁって思います。

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「私はまだ自分を弱者だとは認めていない!」
ゼクスはチェックメイトされかかっていましたけど、まだ最後の抵抗を試みます!
クライマックスの戦いに相応しい緊迫した戦いを見せてくれていました。
こういう戦いをもっともっとこれからも見てみたい気がします!
「所詮は血塗られた運命。今さらこの罪から免れようとは思わん。
決着をつけるぞ!ヒイロ!」

「未来は見えているはずだ!!」
そして最大のライバル同士の戦いも、とうとう決着がつきました。
最後に勝ったのはヒイロでした。
リリーナが悲しまないようにゼクスを殺さなかったのも良かったです。

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「こんな破片、地球に落ちる前にバラバラにしてやるぜ。」
「最後まで望みを捨てない。この機体に乗って学んだことだ。」
「成功の確率はほとんどない。で、でも何もしないよりはマシだ。」
デュオとトロワとカトルはリーブラの残りの部分を破壊しようとしていました。
ただモビルスーツの火力では巨大なリーブラを破壊するのは無理そうでした。
それでも少しでも被害を小さくしようと頑張っている姿は称賛に値します♪
マグアナック隊までも地球から飛んで手伝ってくれていたのも嬉しいですね。
しかしヒイロがウイングゼロを自爆してリーブラを破壊しようとしていたから
超焦りましたわ。だからこの作品は自爆が有名になるんだろうねぇ(^ω^;)

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「私はどこまでも生き抜いてみせる!誰よりも厳しく、戦士としてな!」
「ゼクス!!」
「また会おう!ヒイロ!」
ヒイロが自爆しようとする時にゼクスが飛び込んで来て制止してくれていました。
そして弾切れのウイングゼロに代わってエピオンでリーブラの動力装置を破壊します。
この爆発を見ると誰もがゼクスは戦死したものと思われるでしょうね(汗)

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「俺は・・・俺は・・・俺は・・・俺は死なないーっ!!!」
ヒイロは五飛からツインバスターライフルを受け取ってリーブラを撃ちました。
大気圏での摩擦熱にも耐えうる身体能力があるから可能だったと言えますね。
さっきまで自爆しようとしていたヒイロでしたけど、きっとリリーナの想いを
感じ取ってくれたから生きて帰ろうとしてくれたんだと思います。

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「任務。完了。」
最後はヒイロが決め台詞を言いながら皆のいる場所に無事に帰ってきていました。
これでようやく地球と宇宙との長い戦いの歴史が幕を閉じようとしています。
今後は新たに発足した地球圏統一国家の下で平和な日々が訪れる事になりそうです。

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最後にエピローグが少し描かれていました。
ノインはドロシーと一緒にゼクスとトレーズのお墓参りをしていました。
ゼクスはあの爆発でしたので戦死したと思われるのは仕方ないでしょうね。
とにかく彼はあの後ずっと行方不明の状態になっているようでした。
まぁこういう部分も初代仮面キャラと似ているのかもしれません。
もしかするとこちらも後の映画版で意外な復活があるかもよ?(^ω^)

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リリーナが外務次官となって世界を駆け巡っているシーンがありました。
こうして地球と宇宙の間を行き来しながら完全平和のために頑張り続けています。
そしてヒイロがリリーナの座席にお手紙を置いていたのですけど、リリーナは
それを拾うとヒイロに分かるように破り捨ててあげていました(苦笑)
第1話ではヒイロが反対に破り捨てていたのでお返しというわけかな(笑)
たぶんヒイロは彼女の誕生日会に招待されてOKの返事をしたと思うのですけどね。
リリーナとしてはちゃんと会って手渡ししてほしかったみたいですわ。
まだこの状態では2人が結ばれるのは先の話になりそうに思いました(^ω^)

★総評★
宇宙世紀ガンダムとは異なる世界を舞台にしたガンダム作品でしたけど、地球と
宇宙コロニーの対立など随所に宇宙世紀の伝統的な要素を取り入れていたので、
ガンダムファンにとっては見やすい作品だったのではないでしょうか。
もう宇宙世紀ガンダムをオーマジュしまくって作られているような作品でした(^ω^)
5人のガンダムパイロット達が一通り主役モビルスーツのウイングガンダムゼロに
乗る機会を与えられるという演出なんかもとても良かったように思います。
ただその分だけ主人公のヒイロがガンダムで戦う機会が少なかったですけどね(苦笑)
でも、ヒイロやリリーナをはじめとする登場キャラ達のぶっ飛び具合が凄くて、
別にガンダムに乗って戦っていなくても存在感が抜群だったと思います♪


ストーリー面においては敵勢力が色々と変遷していきましたけど、とても緻密に
世界観などが構築されていたように思います。新たにモビルドールの登場によって
戦い方の概念が変わっていく部分なんかは目新しさを感じさせてくれました。
過去の宇宙世紀ガンダムの要素を多く踏襲しながらも、このように新たな部分を
組み込んだ辺りにこの作品の完成度を高めていた
ように思います。
個人的にアナザーガンダム作品の中ではこの作品をかなり高く評価をしています。

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