新機動戦記ガンダムW 第16話 「悲しき決戦」 - アニメとゲームと恋の楽園
2014/04/22

新機動戦記ガンダムW 第16話 「悲しき決戦」

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(C)1995 SUNRISE INC.

ヒイロとゼクスが1対1の決闘をするお話です。

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「感謝はする。俺のやり方でな。ゼクスを殺す。それが俺の感謝の形だ。」
「(それでいい。この戦いはコロニーを守る兵士にとって一時の障害なのだ。)」
今回はヒイロとトロワがノインに導かれて南極に到着するところから始まります。
これから戦う敵でもあるゼクスが2人を出迎える光景に少し違和感を覚えますよね。
穏やかに握手をしていたので、正々堂々とした真剣勝負をやる感じには見えるかな。
とりあえずウイングガンダムの修理は終わったみたいですし、これからヒイロが
ゼクスとどんな死闘を演じてくれるのかが楽しみでした。

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「これは戦争なのだ。命を懸けて学ばなければならない事もある。」
「・・・ゼクス。」
戦いを前に控えて、ゼクスが自分の理想とする騎士道に則った戦い方と戦争における
合理的な戦い方の差を感じて悩んでいる様子なんかが丁寧に描かれていました。
ゼクスはヒイロ達の戦い方を見て戦場に美学を持ち込む自分の甘さを感じています。
それでもトールギスの左腕を破壊されたままの状態で戦おうとしていました。
あくまでシベリアでの戦いの続きの状態でヒイロと再戦しようとしています。
何だかんだ言っていても、こういうところがゼクスらしいと思います。

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ヒイロはウイングガンダムではなくガンダムヘビーアームズで戦うつもりでした。
自分のためにではなくゼクスの戦う気持ちが鈍らないようにと考えての事だから、
ヒイロはヒイロでゼクスと似た戦いの美学を持ち合わせている感じがします。
だからこそヒイロとゼクスはお互いを認め合って惹かれているのかもしれませんね。

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次の朝、ヒイロとゼクスがモビルスーツに乗り込んで1対1の対決を始めます。
ただヒイロの方は自爆した時の傷がまだ痛いので苦しい戦いになっていたかな。

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ヒイロは苦戦しながらも雪煙で自機の居場所を隠しながら戦おうとしていました。
それでもゼクスは戦い慣れしているのもあってガンダムに襲い掛かっていました。
火力の方もトールギスの方が上回っていると思うし、ヒイロはピンチだったかも(汗)
しかし、お互いに3時間以上も続けて戦っているのだから、どちらも大したものだ。

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やがて両者は重火器を撃ち尽くしたのでビームサーベルを使っての戦いになります。
トロワがガンダムベビーアームズの左腕を取り外せるように調整してくれたので、
ヒイロは少しだけケガをした腕の負担を抑えられながら戦えていたと思います。
トロワって結構ヒイロのために力を貸してあげていたので優しいところがある。
とにかくヒイロとゼクスは死闘と言えるくらいに白熱した戦いを繰り広げていました。

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「ヒイローッ!!」
「何ぃ!?リリーナなのか!?」
しかし、ここでリリーナがヒイロとゼクスの戦いの間に入ってきました。
これはヒイロとゼクスにとっては邪魔以外の何物でもないかもしれませんね。
まぁきっとこのシーンもファーストガンダムをオマージュしてると思いますw
そしてリリーナはヒイロにゼクスを殺すように叫んでいました。
2人の戦いを止めさせようとして割って入ったと思ったのに、ただヒイロに
ノベンタ夫人からのお手紙を届けに来ただけだったとは恐れ入ります(苦笑)
このリリーナも普通のお嬢様とはちょっと違いますね(^ω^;)

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「ご自身の兄の死を望むなどという不幸な考え方はおやめください。」
「兄!?私のお兄様!?」
ここでリリーナはノインからゼクスが実の兄であると打ち明けられました。
ゼクスがOZに身を置きつつ復讐の機会を伺っていた事や、ヒイロとの戦いで
戦士としての存在意義を見つけ出そうとしている事を知る事になります。
さすがに兄のそんな行動を知ってしまっては殺す気持ちにはなれませんね。
あと、リリーナはノインがゼクスを愛している事に気づいていたのは
同じ女同士だから分かるといったところでしょうか。

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「奴らは私が引きつける。コロニーに栄光あれー!!」
「ゼクス!」
「ヒイロ!また会おう!戦うためにな!」
やがてOZの調査部隊が多数のモビルスーツを出撃させてやって来ます。
こうなると2人の決闘は中断せざるをえなくなりました。
ここは協力して撃退するのが得策かと思われたのですけど、ゼクスはヒイロと
トロワを逃がすためにトールギス1機のみで応戦しようとしていました。
決闘の邪魔をされた怒りなんかも少しは含まれているのかもしれません。

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「ゼクス・・・ご無事で。」
さらにゼクスはノイン達にも脱出するように命令していました。
これはOZに反旗を翻した罪をたった1人で背負おうとしています。
その後に投降するつもりだったので、彼の今後がどうなるのかが心配ですね。
なかなかゼクスの生き様がよく描かれたようなエピソードでしたわ。
こういうのを見るとカッコ良く思っちゃいそうですね。
でも彼のような人って出世には向いていない気もしないでもないかな(^ω^;)

この作品では宇宙世紀ガンダムのようにミノフスキー粒子の設定がないので、
普通ならモビルスーツ同士による格闘戦は存在しないものと思うのですけど、
ヒイロやゼクスのように戦士同士の決闘なら起こりえるのかもしれません。
トレーズも少し語っていましたが、巨大なモビルスーツによる威圧感などが
人々を支配するのに効果的であったり、戦士として一騎打ちが出来る良さも
この世界でモビルスーツが必要と考えられている理由なのでしょうね。
それゆえに今回のお話はこの作品におけるモビルスーツ戦の存在意義
伝える上でとても重要なエピソードだったように思います。

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