かってにシロクマ - アニメとゲームと恋の楽園
2013/12/08

かってにシロクマ

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(C)相原コージ・双葉社/SVI・アートミック

熊の親子のほのぼのとした家族生活を描いた物語です。

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今回は「かってにシロクマ」というちょっと変わった作品を取り上げてみます。
(今期はベアッガイさんをはじめとする熊のぬいぐるみを可愛がるキャラが
いっぱい登場しているという事もあって熊アニメの感想を書きますw)
これは「アニメだいすき!」という古いアニメ特番で放送していた作品です。
こういうマニアックな作品も両親が録画して残していたりします(^ω^)
アニメだいすき!では色んな古いOVA作品を放送しているのですけど、
その中でもこの作品は独特な雰囲気があるので印象に残ります。
最近の「惡の華」なんかでもそうなのですが、他の一般的なアニメ作品とは
一線を画すような斬新な意欲作を私は高く評価してしまいます(^ω^)


この作品にはシロ大ちゃんと呼ばれる双子の熊の兄弟が登場しています。
シロはその名前の通りに白い色をした熊で少々お間抜けな性格をしてました。
そして弟の大ちゃんはお兄ちゃんと反対に優等生タイプのようですね。
そんな2人の兄弟をお母さんが温かく育てているといった動物の家族です。
このように熊の親子達の生活を面白く描いた作品になってます。

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あと熊の親子と一緒にウリ坊という孤児のイノシシも共同生活をしていました。
特にシロとは気が合うのか一緒に遊んだりしていて仲が良さそうだったなぁ。
2人に弄ばれて激流の川に落とされた亀さんがちょっと可哀相だったけどね(笑)
お母さんがウリ坊を実の子供のように育ててあげていたので優しいんだなぁって
思ったのですけど、真実はウリ坊の親を食べたせいなので素直に褒められんw
でもまぁシロとウリ坊を命がけで助けようとしていたのは良かったかな。
・・・でもその後、大ちゃんを忘れ去っているのはどういう事ですかい?w

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下流に向かって川沿いを歩いていると人間の捨てたゴミなどを見つけます。
野生の熊にとっては見知らぬ物体なので怖がったりするものなのでしょうね。
この作品ではシロとウリ坊は喋らないので、主にお母さんの話す内容を聞いて
クスクスと笑っちゃう事が多いです。お母さんが良い味を出していると思う。
少々トンチンカンな事を言ってますけど、子供達には良い教育になってるよ(^ω^)

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シロがお化けを怖がって木のフリをしていたのには笑ってしまいます(笑)
ちゃんと光合成をしようと耳を動かしていたのも素晴らしい演技だ。
でも熊が何で光合成を知っているんだろう!?w
とりあえずお化けの正体が大ちゃんで良かったですね。再会もできましたし。
でも大ちゃんが行方不明になっていた事を忘れ去ってたのはダメだよ~(苦笑)

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さらに下流の方へ行くと他にも色んなゴミを見つけていました。
さすがにお母さんはキラキラ光る宝石の王冠だけは価値があるものだと
感じたみたいです。ちゃっかりと頭に乗せて自分の物にしていましたわ(笑)
このシーンは遠まわしにゴミの不法投棄を皮肉っている感じでしょうね。

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そんなこんなでシロ達が辿り着いたのは人間の住む街でした。
もちろん人間を見た事がないシロ達にとっては未知の空間です。
ただその街は誰もいない廃墟になっていたのが奇妙だったかな。
・・・でも日本のはずなのになぜ自由の女神があったんだろう?(^ω^;)

とりあえずシロ達は好奇心旺盛だから色んな玩具に触れていました。
でもエッチな本を見るのはダメだと思いますw
てか、熊が人間の女性に興味を持つものなんだろうか?(^ω^;)

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お母さんは海に入って魚を取ろうとしますが一匹も泳いでいませんでした。
人の遺体なんかも転がっていたので本当に何があったのか気になりますわ(汗)
こんな大きな街で住む人が1人もいなくなるなんて普通には考えられないし。
ただ街の様子を見た感じでは、人類を一気に滅亡させるような感染病か何かが
流行ったものと考えられそうかな?これは謎のままでした・・・。
とりあえずシロ達には人がいなくなろうが全然関係なしといった感じです。
のんびりと街の中を散策していましたわ。
まぁもし人がいたら猟銃で射殺処分されちゃうからこれで良かったでしょうね。

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驚く事に1人だけコールドカプセルから目覚めて生きている人間がいました。
ただ目覚めるタイミングが悪すぎましたわ(笑)
シロ達親子とご対面しちゃってそのままご馳走にされていましたよ(汗)
ただシロ達にとっては冷たすぎて美味しくなかったみたいですけどね(^ω^;)
きっとこれも弱肉強食の動物の世界をシュールに描いているのでしょう。

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短い間の人間の街の訪問でしたけど、シロ達にとってあまり楽しいひと時を
過ごせたわけじゃなかったようです。まぁ食べ物がないので仕方ないかな。
やはり自然豊かな野山で美味しい川魚を食べているのが幸せなのでしょう。
最後にお母さんが王冠を捨てていた事からも、熊が人間の住む世界に
踏み込んではいけないという事を暗に示唆していたように思います。
これからは親子仲良く山の中で幸せに暮らしていってほしいなぁ。

EDは、なぎら健壱さんが歌う「寂しい夜の子守歌」です。

★総評★
野生の熊の生態というものを風刺的に描いた興味深い作品でした。
今風で言えば「シュールだなぁ」という感想の一言に尽きると思います。
ギャグレベルとしてはそんなに大笑いするような部分はないのですけど、
動物キャラがやっているという点で面白さが感じられるんだと思います。

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