機動戦士Zガンダム 第35話 「キリマンジャロの嵐」
アーガマがドッグ艦ラビアンローズで修理を受けているシーンから始まります。
まぁブライト艦長からすれば補給を受けた事よりもウォンさんをアーガマから
降ろせた事の方が嬉しいといった感じでしょうけど・・・(苦笑)
とにかく乗組員達にとっては大切な休養の時間なので休んでおきたいところです。
でもカミーユはまだレコアさんを失ったショックで落ち込んでいる状態でした。
落ち込んでいるというよりもイライラしていると言った方が分かりやすいかな。
そんな時にシンタとクムがハロの修理をお願いしに来たもんだから渋々了承してた。
まぁ子供達からすれば外から見てカミーユが暇そうにしてると見えるのでしょうw
こういうところは大人と子供との違いというものを感じさせてくれました。
もちろん大人のシャアはカミーユに声を掛けられるはずはありませんよねぇ(苦笑)
カミーユとシャアの間にはレコア少尉の事で大きな亀裂が生じてました(汗)
まぁ一方的にカミーユの方から無視したり、当り散らしたりしてるんですけどね。
ここは一応軍隊でもあるのでファの言うとおり大人の対応をしなくちゃいけない。
「俺は地球に降りたがっている・・・。クワトロ大尉の事なんか
責められる身分じゃないんだ。」
ただカミーユも同じようにフォウの事を助けてあげられなかったという気持ちが
あるので、少しだけ落ち着きを取り戻しつつあるようにも見受けられました。
今回もヤザン大尉がシロッコからアーガマ追撃の命令を受けて戦う事になります。
わざわざアレキサンドリアにまで来てモビルスーツ隊を借り受けてましたわ。
ガディー艦長としてはまた厄介者がやって来たといった感じかもしれませんねw
そういえばジェリド中尉の姿をなかなか見かけないなぁ・・・。
ここんところはヤザン大尉だけが1人で頑張って戦っている印象がします(^ω^)
「狙いはゼータだけだ。海ヘビを使う。」
ヤザン大尉は海ヘビという電撃兵器を使ってZガンダムに襲い掛かっていました。
これは以前に使ったクモの巣を改良したバージョンといったところでしょうか。
ハンブラビという機体は装備している武器がなかなか豊富だなぁって思います。
そしてカミーユが集中的に狙われていたのでシャアが助けに入ってました。
前回の件があってギクシャクしていたのですけど戦いとなれば別ってところかな。
まぁシャアの場合は個人的な感情は抑えられるのでしょうね(^ω^)
「ええい。打ち所が悪いとこんなものか・・・意外と早いものだな(汗)」
でも、シャアがカミーユの盾になって海ヘビを防ぐと百式のバランスを失います。
そしてそのまま地球の引力に引っ張られて落下していきました・・・(汗)
これはシャアにとっては最大のピンチだったのは間違いないでしょうね。
普通はガンダムの世界でこの状態となると人生が詰んだも同然ですもん。
ん?そういえばカテジナさんという例外は1つあったかな?(^ω^;)
シャアが危機に陥ったのでカミーユがウェーブライダーに変形させて助けてました。
まぁ色々とあったけど今までお世話になった人だから助けなくちゃいけないよね。
でも逆襲のシャアを見てるとここで見捨ててもいいのでは?って私は思った(^ω^;)
彼が生きていると数年後には地球に大きな被害が及んじゃうんだし・・・。
もし私だったら「気の毒だが・・・しかし無駄死にではないぞ」って声をかけるw
カミーユとシャアはそのまま地球へ降下してカラバの支援をする事になります。
でも辿り着いたキリマンジャロの山の裾野であのサイコガンダムが現れました。
この時はシャアの方がカミーユよりも気づくのが一瞬だけ早かったかな。
おそらくロザミア少尉のギャプランと似た感覚を感じたんでしょうね。
「何だこのサイコガンダムは!?以前のサイコガンダムとは違う。」
もちろんフォウが乗っているのならカミーユの方が先に気づくはずなのですけど、
これはサイコガンダムのコクピットにフォウが乗ってない事を示してました。
以前にフォウと別れた時のシーンを見てるとまずは死んだものと思うはずだし、
まさかフォウがサイコガンダムに再び乗るなんて考えられませんからねぇ・・・。
辛い思い出のサイコガンダムなので嫌な予感がするところでもありました。
シャアは凍っていない水源から地下水路の存在を察知して侵入を試みてました。
あのノーマルスーツって潜水服にも使えてとても便利だなぁって思った♪(^ω^)
保温性も抜群だと思うし冷たい水に潜るのにはダイビングスーツよりも良いかもね。
あとシャアはカミーユまで一緒について来た事に文句を言ってましたけど、最初に
一緒に潜ろうと誘ったのはシャアの方なのにこれには少し矛盾を感じちゃったよ。
でもカミーユの物言いにはさすがのシャアもムカついていたのは面白いかな。
「う!?く・・・うわぁぁぁーーーーーーーーっ!!!(>ω<)」
「この強烈な波動はまるで・・・カミーユ!これ以上行くと危険だ!」
今度はカミーユの方が先に強いプレッシャーを感じるシーンがありました。
カミーユはこれまでにもニュータイプ的な感覚でプレッシャーを感じるシーンが
ありましたけど、このように酷い頭痛がする描写は初めてだったかもしれません。
それほどカミーユに強い影響を及ぼす人物がいてるって事を示してるのですが・・・。
・・・という事で、当然その人物というのはフォウ・ムラサメ少尉でした。
今度はジャミトフが直々に彼女の強化実験の様子を視察してましたわ。
サイコガンダムを遠隔操作するための実験だったわけですけど、フォウの
苦しみ方を見ているとかなり精神的な苦痛を伴う副作用があるみたいです。
まぁこれはファンネルの遠隔操作を応用した実験になるのでしょうけどね。
あのフェンネルを遠隔操作する時でさえも精神的な疲労が伴うものなに、それを
こんな巨大なサイコガンダムを動かしていたら苦しむに決まってるよねぇ・・・。
せめてもう少し小さなモビルスーツで実験してあげたらいいのに・・・(´・ω・`)
そしてシャアがジャミトフと遭遇!ブレックス准将の仇を討つ絶好のチャンス!
でもジャミトフはシャアの射撃を神業みたいな身のこなしで避けてましたわ。
これを見た時はジャミトフもニュータイプなのかなぁ?って一瞬思ったよ。
とにかくジャミトフをもし倒せていたら戦争も終わっている可能性もあったので
シャアにとっては全く不運としか言いようがなかったかもしれません。
そう思うと最初の射撃の時にしっかりと狙っておかなくっちゃいけませんよね!
「赤い彗星も地に落ちたな。こんな所で死ぬとは。私は君を買い被っていたようだ。」
さすがに防弾ガラスで鉄壁の防御までされて閉じ込められたらなす術なしです。
ジャミトフが勝ち誇ったかのように言ってましたけど、これは私も同意だなぁ(^ω^)
あのガルマやキシリアを暗殺した時の凄さが微塵も感じられなかったよ(苦笑)
「フォウ!?フォウじゃないか!?・・・フォウ!」
「分かっている。コクピットでのテストは楽だ。」
「フォウ!僕だ!カミーユ・ビダンだ!フォウ!
・・・フォウ!聞こえないのか?僕だよ!フォウ!」
「分かっている。戦いに出なければならないのだろう?」
カミーユは実験室の中でフォウと再会を果たしていました。普通であれば
抱きついて再会を喜ぶところなんですけど、彼女の様子が全然おかしい!?
カミーユが話しかけても意味不明な事を呟いて全然会話がかみ合ってない。
まるでカミーユの事を全く知らないかのように記憶が飛んでましたわ。
以前に登場した時よりもさらに精神的に不安定というか強化が施されてたかな。
「フォウ!サイコガンダムを降りるんだ!」
カミーユはサイコガンダムに乗り込んだフォウに声をかけますが全然通じず・・・。
「やっぱりお前か!お前のせいで私は苦しむんじゃないか!」
でもこのセリフを言うという事は少しは思い出しつつあるのかもしれない?
とにかくこれは最初にホンコンで戦っていた時と全く同じ状況でした。
ただ精神的にさらに強化が施されているみたいなので、あの時より以上に
フォウの心を取り戻すのは困難を極めそうかな・・・(汗)
「なぜすぐにあの2人を止めなかった?」
「あのフォウという娘の事か?」
「あなたには分かっているはずだ。もう一度同じ事を繰り返させるつもりなのか?」
シャアが再びアムロと再会するシーンも描かれていました。
アムロはカラバのモビルスーツ隊の隊長として戦っているみたいです。
もう彼については完全復活している感じなので大丈夫そうですね。
それに代わってだんだん落ち目になっているシャアの方が心配です(^ω^;)
とにかくアムロもシャアもカミーユとフォウの関係を見てララァの事を
思い出していたのは間違いなさそうです。カミーユにも自分達のような
悲劇を経験して欲しくないと思っているのかもしれません。
今回は死んだと思われていたフォウが再登場するお話でした。
劇場版の方ではホンコン・シティでフォウは退場してしまっていたので、
TV版を見てない人にはちょっとしたサプライズだったかもしれません。
あと今回は新しいBGMがいくつか使用されたりしてて、雰囲気が少しだけ
変わったような印象を受けました。
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