聖戦士ダンバイン 第49話 「チャム・ファウ」(最終回) - アニメとゲームと恋の楽園
2012/05/30

聖戦士ダンバイン 第49話 「チャム・ファウ」(最終回)

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(C)創通・サンライズ

全ての憎しみを消滅させるためにオーラ・ロード開いて魂を浄化します!

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地上の世界をも巻き込んだバイストン・ウェルの戦争も最終局面です!
エレ女王とビショット王の死と共にゴラオンとゲア・ガリングが沈みました。
残るシーラ女王のグラン・ガランがドレイクのウィル・ウィプスへ攻め込みます!
太平洋上で増大し続ける悪しきオーラ力の根源を全て浄化するために!

もう両陣営とも全てを懸けた総力戦をしようとしています!!(>ω<)
最終回は富野監督の作品らしく退場者が続出しておりましたわ(苦笑)
・・・てかこれって全滅END?w

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「ショット!貴様、ミュージィにドレイク暗殺を命令したのか!?」
「命令はしておらんが、今はやめさせたい。」
ショットにとってドレイクはまだ使い道がある存在だと思っているようです。
確かに暗殺の命令はしていないのですけど、ミュージィはショットの本心を
感じ取ってしまったためにドレイク暗殺へと駆り立てられてしまったのかな?
まぁこれも他人の悪意に満ちたオーラ力の影響を受けた結果なのでしょう。

それにドレイクもミュージィの暗殺に間一髪気づいて助かっていました。
これも彼がミュージィの悪意を感じ取ったお陰なのかなぁ?って思いました。
とにかく戦場にはまだまだ悪しきオーラ力が増幅していっている状態です(汗)

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ミュージィのブブリィとキーンのボチューンが出会い頭に衝突事故・・・(汗)
戦場では数多くのオーラ・マシンが飛び回っているのでこういう事もあるのでしょう。
そのままキーンはミュージィに討たれて亡くなってしまいました。
最後に「ニー!」と大好きな人を呼び求めるシーンはグッと心に響いちゃう(>ω<)
この作品の中では最も親しみ易いキャラだったので悲しくなっちゃうよ。

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「ミュージィか!?ドレイクから逃れてきたのか!?」
「なぜ私の行動を知ったのだっ?」
「俺はバイストン・ウェルの人間だ。ショットごとき
地上人の言いなりにはならんという事だ!」

黒騎士がビルバインを背後から取り押さえて撃ち落そうとした時に
ミュージィが邪魔してました。せっかくのチャンスだったのに・・・(^ω^;)
あと黒騎士は自分が落ちぶれていた時にショットに拾われた恩を忘れてます(苦笑)
とにかくショウにとっては命が助かったわけですし、さらに敵同士で戦ってくれたら
こんなに有難い事はないですよね~w

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そしてショットの方もドレイクとシーラ女王が共倒れしてくれれば良いわけです。
でも、そんなショットの野望をショウとマーベルが打ち砕こうとしてました。
ハイパー化せずにビルバインとダンバインをパワーアップさせてたのは凄いよ。
黒騎士やトッドやジェリルのように悪しきオーラ力とは違っているから
ハイパー化しないようにコントロール出来ているのかもしれませんね。
もちろんチャムの清きオーラ力も合わさっているお陰でもあるのかな?(^ω^)

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「まだショットを殺すわけにはいかぬ!利用価値がある!」
黒騎士とミュージィがショットを守ろうとしますが間に合いませんでした。
守る気があるのなら仲間同士で争っている場合じゃないって事ですわ(苦笑)
ただ、この時に黒騎士はダンバインに一撃を加えていたようですね。
だからマーベルはこの後に・・・。最初に見た時は全然気づかなかったです。

「ショット様」
「ミュージィ・・・」
ショットとミュージィが手を取り合って死んでいくシーンも印象的でした。
こうして見るとやっぱり2人は本当に愛し合っていたんだなぁって思う。
元々住む世界が異なっていた2人が愛を育む事が出来ていたので、少なくとも
バイストン・ウェルと地上人が分かり合える可能性だってありそうかな。
それを示してくれただけでも2人の死は無駄でもないのかなぁって思います。
ただ、ショットがバイストン・ウェルに大きな戦争をもたらすきっかけを
作ったという点では大きな責任もある
のですけどね・・・(´・ω・`)

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「まったく・・・人が慰めて欲しい時は知らん顔をして・・・」
マーベルは黒騎士の攻撃により致命傷を負っていました。
それでもショウに心配を掛けさせないように見送っていたのが泣けてくる(>ω<)
彼女の言葉からももっともっとショウといっぱい語り合いたかったのでしょう。
ショウとマーベルって好き合っているはずなのにあまりラブラブなシーンって
見られませんでしたものね・・・。キスしたのだってだいぶ前のような気がするし。
この作品って戦いに比重が置かれている感じで、あまり恋愛関係が発展する事って
無かったなぁっていうのが印象です。ニーだって結局結ばれる事なく終わったし。
もしかして一番ラブラブ出来ていたのはショットとミュージィだけかもしれない。
あの2人はベッドで熱々に愛し合っているような様子が伺えたし・・・(^ω^)

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「戦えるオーラ・バトラーは全て出しなさい。ウィル・ウィプスの
ブリッジだけを潰せば良い。ドレイクのみを!」

シーラ女王はウィル・ウィプスに対して最後の特攻を懸けようとしてました。
それに対してドレイクも一歩も怯むことなく迎え撃とうとしていました。

「ルーザの意思に取り込まれぬところでもう一度自分の力を試してみたいのだ。
やってみせるさ。それがオーラ・マシンを発明したショットの夢でもあろう。」

正確にはウィル・ウィプスごとシーラ女王を葬るつもりなんですけどね(^ω^;)
もちろん彼自身はブル・ベガーに乗って生き延びようとしてましたよ。
それでももう一度戦いに身を置こうとするのだから凄い執念だよ・・・。
あとドレイクもシーラ女王の強い意志というものを感じ取っているようですね。
目障りなルーザが死んだ事もあって、心の中が吹っ切れたような感じでしょうか。
彼の言葉からもこの戦争はルーザの影響を受けたのが要因である事が伺えました。

彼は最高司令官なのであくまで部下に指示を与えるだけの役割りなのですけど、
もしオーラ・マシンに乗って戦えたのなら強い戦士になれるような気がします。
とにかく最後の決着はシーラ女王かドレイクのどちらかが死ぬかどうかによって
決まりそうな雰囲気でした。

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「ドレイク・ルフトォーーー!!!貴様のような奴がいたから!!!」
「ニー・ギブンか!?貴様に討たれるとはな・・・」
ニーが決死の突撃を見せてドレイクを見事に討ち取っていました!
ドレイクは戦場では優れた指揮官でありましたけど、家族との
絆を深める点に関しては少し甘い部分があったように思います。
だから妻のルーザや娘のリムルに恨まれる結果を招いたのでしょうね。
仕事は出来ても家庭を顧みないというアレですわ・・・(^ω^;)
まぁ根っからの野心家なので家族との関係が上手くいってたとしても
この戦争が起こらなかったかと言えば、それは分かりませんけどね。

とりあえず、この戦争はギブン家とドレイク家の騎士団の戦いによって始まった
ようなものだから、その当主同士で決着がついて良かったように思います。

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ただ、この後でニーもまたドレイク軍のドラムロによって撃墜されてしまいます(涙)
最後にキーンの名前を叫んで死んでいったので、私は少し救われた気分になりました。
前にも書いたと思うけど、私はリムルよりもキーンと付き合って欲しかったのです。
最後の方のリムルはニーの事よりも自分の母親を殺す事に情熱を燃やしていたし、
一方のキーンは死ぬ直前までニーのために一緒に戦っていましたからね・・・。
だから、あまりにも対称的に感じてしまいました。それにキーンは実の父親と袂を
分かってまでギブン家のために力を貸してくれたのだから素晴らしい女の子だと思う。
ニーへの思いの強さではキーンの方が上回っていたように感じてしまいました!

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「ニー!よくやってくれました!人々よ、バイストン・ウェルに帰還します!」
シーラ女王がドレイクの戦死を受けてオーラ・ロードを開放していました!
地上に蔓延する全ての憎しみのオーラ力を浄化するために・・・。
この光はいわゆるシーラ女王版のハイパー化なのかもしれませんね。
以前にショウがハイパー化で光のビルバインを出現させてましたけど、
あれと似たようなものなのかなぁって思いました。

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「黒騎士!?・・・バーン・バニングス!!」
「ハイパー出来なくとも!!」
ショウのビルバインに何度も襲い掛かってくる黒騎士!!!
この時の黒騎士が黒い仮面を脱ぎ捨てていました!
仮初めの姿ではなく、バーンとしてショウを倒したいと思ったのかもね。
以前、ショウを倒すまでは仮面を取らないと言ってた事からも、今なら
ショウを倒せると確信していたのでしょう。これは半分当たってました。

とにかくバーンはシーラ女王が解放したオーラ力の影響を受ける事もなく、
凄まじい執念を燃やしながらショウを倒そうとしていました。
それほどショウに対する憎しみは大きいというわけなのでしょうね。

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「貴様は、その怨念で何を手に入れたぁーっ!?」
「力と狡猾さだ!さすれば、勝つ!!!」
ショウとバーンの宿命の対決もクライマックス!!
バーンがビルバインを大破させていたのは流石です!
ハイパー化しなくてもここまで強くなってました!
ビルバインのオーラ・バリアを一撃で打ち破るわけですから
バーンの邪悪なオーラ力はハンパじゃありませんね。(汗)
彼は一度人生のどん底を経験してきたのもあって、ここまで
憎悪のオーラ力を生み出す事が出来たのだと思います。

だから聖戦士でもないのに誰よりも強くなれたのかもしれない。

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「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!!シーラ・ラパーナ!浄化をー!!」
ビルバインとガラバが大破したために、最後はお互いに剣を持って戦ってました。
その結果・・・相打ち!?これはちょっと衝撃を受けたシーンだったよ(´・ω・`)

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シーラ女王の力によりバイストン・ウェルから来た魂が消滅、浄化していきます。
全てのオーラ・マシンも爆発して消え去っていきました。
バイストン・ウェルは魂の安息地でもあるみたいですので、おそらく地上人の
ショウやマーベル達の魂も一緒にオーラ・ロードを通っていったのでしょうね。

そしてチャムだけが一人地上に残されてしまってました。
シーラ女王がなぜチャムだけを浄化せずに地上に残したのかは分かりません。
でもチャムが劇中で皆の行動や思考にダメ出ししていたシーンがあったので、
清き心の彼女だけはこの地上に残っても良いものと考えたのかもしれませんね。
ショウがハイパー化するのを何回も救っていたくらいだし・・・。
・・・私の勝手な想像ですけどね(^ω^;)
ただ、あの後どこに行ってしまったのかが気になる終わり方でもありました。
地上の人達がバイストン・ウェルの物語を聞いてどう思ったのかも気になるし。

★総評★
ストーリーが進むにつれてオーラバトラーや戦艦の数などの兵器が増えたりして、
戦争が拡大していっている様子が上手く描かれていたように思います。
途中で戦いの舞台をバイストン・ウェルから地上界へと移した点なんかも、
視聴者を飽きさせない事に成功させていたように感じました。

特にこのオーラ力によってオーラ・バトラーの能力を引き出すという設定は、
様々なロボットアニメの中でも最も素晴らしい発想だったように思います。
たとえ古くて性能の低いオーラ・バトラーでもオーラ力の強いパイロットが乗れば
最新のオーラ・バトラーにも勝てるというのはとても面白い趣向でした。
オーラ力が増幅されている事を視聴者に分かりやすく伝えるために色んな演出で
表現しようとしていたのも良かった。ハイパー化なんて最も素晴らしい例です(^ω^)

あとキャラクターの描き方においても極力無駄なシーンを描いてないのも好印象。
普通ならショウやトッド達の過去の生活などが描かれてもおかしくないのですが、
このダンバインでは回想シーンをあえて描かないようにしていたように思います。
だから視聴者はキャラの背景を自由に想像しながら楽しめたのではないでしょうか。
こういう楽しみ方が出来るのも富野作品の醍醐味かなぁって私は思います。
ガンダムなどでも思ったのですけど、富野作品では1枚の絵や1つのセリフだけで
キャラの過去を描くのが上手いなぁっていつも感心させられてしまいます。
作品を見終えた視聴者に色々な感じ方や受け取り方をさせようとする、ある意味
富野監督らしさが全面に押し出された作品だったと言えるでしょうね(^ω^)

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