創聖のアクエリオン 第07話 「深紅の薔薇の騎士」
「咲き初め美しき薔薇よ、滴るほど紅き花弁、たよやかな緑の葉、
艶やかな芳しき香り。我が血をその唇で受けるがいい。
その舌で味わうがいい。その喉を潤し、枯れて散るがいい。」
シリウスは、美しいものをこよなく愛し、時には詩を口ずさみます。
それは、日常だろうと、戦闘中だろうと変わりありません(苦笑)
それほど、美学を重んじる性格をしているというのですね。
はたして、戦闘に美学なんて必要なのでしょうかねぇ?と思ったw
シルヴィアは図書室で宝石に関する本「リティカ」を見つけます。
せっかくジュンが本の作者について説明してあげているのにスルーしちゃってたw
それほどシリウスお兄様に本を早く見せてあげたいのでしょうね。
本を借りる時に恋敵の麗花が図書委員をしていたので不機嫌になってた。
あそこまであからさまに態度に示さなくてもいいのに・・・(苦笑)
偶然、シリウスもシルヴィアが借りようとしていた本を探していました。
この時の麗花の反応を見る限り、確実にシリウスにデレちゃってる感じだわ(^ω^)
「羽無し共の中にも、滅びが生む美しさを理解する者がいたのですね。」
「それがこの羽無し共の不幸かもしれん。」
シリウスの戦いぶりを見たトーマは、本当の『美』というものを見せようとして、
新たな神話獣アンティクトンを生み出していました。
「君達には辱めを受けて生きる気持ちが分からん。」
アポロは、シリウスが大切に育てた薔薇の花を傷つけた事によりケンカします(汗)
これって、シルヴィアのせいでもあるのに、ちょっと可哀相に思う(´・ω・`)
ただ、シリウスには没落したアリシア王家の王子としての負い目があるみたいね。
綺麗な薔薇は愛せる人なのに、傷ついた薔薇を愛さないというのには、
彼の今までの生い立ちが大きく影響しているようにも思います。
少々、美意識に関しては異常なまでの執着心があるようですね。
それゆえに彼の心が不安定になっているようにも感じますわ(´・ω・`)
とにかく、シリウスとアポロの関係は犬猿の中なのは間違いない(苦笑)
シルヴィアがまた自分の過去生を見ていました。
セリアンがトーマに殺されそうになっていた時にアポロニアスが助けに来た。
空高く舞い上がって戦っている2人を見て、自分がその場に行けない事を悲しんでた。
これは翼を持った天翅と翼を持たない人間の差なので仕方ないと思うけどね。
ただその時は、宝石に祈りを込めて応援するしかなさそうだったのかな?(´・ω・`)
シリウスは美的感覚によって、敵の出現場所を予想していました。
それが当たっちゃうものだから、ジョルジュ副指令も顔が立ちませんね(^ω^)
今回の敵は光輝く神話獣アクティトン。正十二面体の構造を持ちながら、
実際には十面しか確認する事が出来ない不思議な構造をしています。
構造が歪んでいるゆえに、見る者達の負の感情を増大させるみたい。
トーマは心理戦を挑んできたようですね。これが常套手段なのかも?
「太陽の翼がお前のはずがない!」
「過去生なんてくだらねぇだろ!」
「私を独りぼっちにしないでー!」
3人の負の感情が増幅されて、心の中の本音を言い放っていました。
それぞれが何かしらの嫉妬を抱きながら生きてきたのでしょうか?
特にシリウスに関しては、アポロに対してだけではなく、妹でもある
シルヴィアに対しても嫉妬していたという事が明かなっていました。
いつもは冷静を装っていますけど、本当は苦悩し続けてきたのでしょう。
それがアポロの出会いによって揺さぶられて、今回の敵によって爆発してました。
とにかく、このままでは敵を倒すどころかアクエリオンにも合体も出来ない(汗)
それでも、不動司令は危険を冒してでも合体をするように命令していました。
負のエネルギーが増幅されるのですけど、何か考えがあるのかな!?
不動司令の説明は分かりやすいように思えるけど、やっぱ意味不明だw
とにかく、アポロとシリウスは自分がヘッドになろうとして競ってました。
てか・・・変身を完了してからも、お互いに殴り合いや斬り合いをしてたぁ(^ω^;)
同じロボット内で仲間割れしちゃうなんて面白いなぁって思ってしまった(笑)
3人の嫉妬がぶつかり合って、我を忘れた状態になっていました・・・(汗)
「シリウス、神話獣の光に惑わされないで。」
そこで麗花が前回の特訓で会得した心の矢でシリウスを振り向かせようとします。
シリウスがちゃんと麗花の言葉によって我に返ってくれたので良かったです。
シリウスと麗花のフラグがますます高まっている感じがする~。
「嫉妬よ!我らに力を!ゼーロテュピアーグラディウス(嫉妬変性剣)!」
シリウスが新しい必殺技で敵を見事に倒してました。
人は誰でも嫉妬することがあるはずなので、それを
生きる力に変えたら良いということかな・・・(^ω^;)
敵を薔薇のように切り刻むのはシリウスらしいなぁって思う。
ここまで徹底して己の美学を貫くとは天晴れですわ!(^ω^)
一方、作戦が失敗したトーマですけど・・・
「種は撒いた・・・小さな種だが・・・」
何かまだ企んでいるようなセリフを言っていました。
どうやらシリウスに関係している事らしいのですが・・・。
今後の戦いの行方に影響しそうな感じですね。ちょっと心配です。
- 関連記事
-
- 創聖のアクエリオン 第13話 「一万二千年前のラブレター」
- 創聖のアクエリオン 第12話 「琥珀の時」
- 創聖のアクエリオン 第11話 「水底のしあわせ」
- 創聖のアクエリオン 第10話 「空に星、地に花」
- 創聖のアクエリオン 第09話 「夢のかよひじ」
- 創聖のアクエリオン 第08話 「はじめてのがったい」
- 創聖のアクエリオン 第07話 「深紅の薔薇の騎士」
- 創聖のアクエリオン 第06話 「想い彼方へ」
- 創聖のアクエリオン 第05話 「地下迷宮の王」
- 創聖のアクエリオン 第04話 「はだしの戦士」
- 創聖のアクエリオン 第03話 「エレメントスクール」
- 創聖のアクエリオン 第02話 「闇の獣」
- 創聖のアクエリオン 第01話 「天翅の記憶」